芸術創造館 - メディア情報

2007.03.25

『公共文化施設の新たな担い手たち』地域創造/2007年 Spring

大阪市立芸術創造館で開催されたダンスコンテスト 「DANCE COMPLEX」より
民間のノウハウを生かす
Place 3 大阪市立芸術創造館
指定管理者 有限責任事業組合アートサポート
|文・山下里加 やました りか ライター
写真・高嶋清俊 たかしま・きよとし
改めて言うまでもなく、 指定管理者制度
によって民間企業やNPO法人などが自ら
のノウハウを活かして、より柔軟に公の文
化施設の運営をすることができるようにな
った。 では、民間のノウハウを活かした公の
文化施設と、民間が経営する文化施設は、
どのように棲み分け、どのような関係にな
るのだろうか。 大阪市の旭区にある芸術創
造館の果敢な挑戦を見てみたい。
大阪市立芸術創造館は、2000年に旭
区民センター 旭図書館などと同じ建物の
一画にオープンした。 地上3階、地下1階
があり、大小さまざまな「演劇練習場」と
「音楽スタジオ 練習室)」 「ミキシングルー
ム」などがある。 照明や音響などの設備も
整った公演会場として使える空間もあり、
公立ホールのない大阪にあって演劇関係者
待望の施設として誕生した。
当初は財団法人大阪都市協会に運営を委
託していたが、新制度の導入に伴い指定管
理者の公募が行われた。 大阪市立の文化施
設のうち、 東洋陶磁美術館や大阪歴史博物
館、自然史博物館、科学館などは非公募だ
った。 大阪市ゆとりとみどり振興局文化振
興課の佐々木康晴さんは、「大阪市では、原
則公募を前提に議論し、どうしても特定の
団体でなければ管理運営が難しいと判断さ
れた施設のみ非公募としています。 美術館
や博物館などは、学芸員などの専門知識、
専門技術が必要な施設ですので非公募にな
っと思われますが、これも2年間の暫定処公立文化施設の
新たな担い手たち
The designated manager system
たのだ。
置で2009年にはもう一度、審議し直す
ことになっています」と現状を説明する。 文
化振興課に所属する文化施設では、 中央公
会堂と芸術創造館が公募にかけられ、4年
間の指定期間が設定された。
「芸術創造館の場合、 大阪市主催の事業も
行われていたので、その継続性を考えると
非公募という意見も出ました。 ですが、 貸
業務も行っているので非公募にするとい
う説得力に欠けた。公募にすることで、よ
り活発で行き届いた市民サービスが行われ
るだろうと判断されたのです」
公募が決定したとほぼ同時期に、創造館
以外にも大阪市のさまざまな文化事業を委
託されていた大阪都市協会が2007年度
までに解散することが大阪市外郭団体等評
価委員会から報告された。同財団の解散に
象徴されるように、財政状況にある大阪市
には、何につけ新しい展開が求められてい
1960年兵庫県生まれ。同志社大学法学部政治学
科中退後、約1年間インドで放浪生活を送る。帰
国後、照明技術者として舞台の世界へ。 1999年
●小原啓渡(こはら・けいと
「アートコンプレックス1928」を立ち上げ、 長期
滞在アーティストのための宿泊施設 「アーティス
トイン・レジデンス京都」の運営など芸術環境整
備活動に尽力。 また、2003年頃より投資家が舞
台公演に出資し収益が上がると配当を受けるシス
テム 「文化事業支援ファンド」 を創設。
こうした状況の下、2005年1月に有
識者5名による2回の選定委員会と、応募
者によるプレゼンテーションが行われ、結果
アートサポートが選定された。 アートサポ
ートは、劇場コンサルタント会社、舞台照
明関連会社、舞台技術関連会社の3社から
成る有限責任事業組合(LLP*1)だ。 そ
して、その主たる運営者は、京都で元新聞
社を改装した「アートコンプレックス192
8」というユニークな劇場を経営し、200
4年に新たに大阪で元名村造船所の広大な
場所を、イベントスペース、 工房、宿泊施
設、バーなどの複合施設にした「BLACK
CHAMBER」をオープンさせたリッジクリエ
イティブ株式会社なのだ。
芸術創造館の館長に就任したのが有限責
任事業組合アートサポートの代表で、 アー
トコンプレックスグループを率いる小原啓
渡さんである。 小原さんは、ユニークな発
想と実行力を備えた人物として関西の舞台
芸術界で知られている。 例えば、 アートコ
コンプレックス1928では、舞台制作に投資
家を募るエンジェルシステムを導入して、 市
民の投資によるロングラン公演を大成功さ
せた(「地域創造」 第15号参照)。 また、劇場
のある三条御幸通りを映像と光でライトア
ップするイベント「三条あかりけしき」の統
括プロデューサーや、大阪のサロンバー 「art
complex」 の経営、アーティストにインタビ
ューした著作等、多方面で活動している。
民間の文化施設、文化発信拠点を成功さ
せ、一定の評価を受けている小原さんが、
なぜ今さら未知数の指定管理者に名乗りを
あげたのだろうか。
「現場主義なんですよ。何でも自分でやっ
てみないと納得できない。 指定管理者制度
も人から聞く話では、本当のところはわか
らない。 で、自分でやってみようと思ったの
で す」と小原さんは言う。もちろん、ただ
●アートコンプレックス1928 (京都市・三条)
1928年に建設された大阪毎日新聞社京都支局ビ
ル (京都市登録有形文化財) を改装し、1999年に
オープン。レトロな雰囲気があり、舞台公演の他、
展示会やファッションショーなども開かれる。
●Artist in Residence Kyoto (京都市上京区)
通称「AIR京都」。 アーティスト専用の宿泊施設で、
京都での活動目的が明確なアーティストが優先的
に宿泊できる。 キッチン、風呂などは共同で、 コミ
ュニケーションの場ともなっている。 1泊2,500円、
6泊目から2,000円 11泊目から1,500円(いずれも
税別)
ない。
の好奇心で管理運営者に手を挙げたわけで
はない。 長年抱いてきた「民」と「官」の理想
的な関係づくりへの一歩となる予感を得て
いたのだ。
「僕は、舞台芸術の公演をメインにした施
設を経営してきましたが、近くに同じよう
公立の施設ができると競合してしまうん
です。 しかも、民間企業としては経営上で
きない条件(価格)の貸し館料が設定される
こともある。これでいいのだろうか、とず
っと考えていたのです」
そんな時、公の施設の指定管理者制度へ
の移行が始まった。小原さんは、さっそく
調べてみたが、もしもの場合の補償などを
考えると資金力がなくてとうてい参入でき
●BLACK CHAMBER (大阪市・北加賀屋)
広大な名村造船所跡地を利用した複合アートスペ
ース。 約150名の客席を仮設可能なスペースをは
じめ、 ギャラリー、工房スペース、 宿泊施設 BAR
カウンターなどの設備を備えている。
(写真提供: BLACK CHAMBER)
有限責任事業組合(LLP=リミテッド・ライアビリティ・パートナーシップ)とは、平成17年に施行された新しい事業体制度で、低リスクで小回りのきく活動が行
していると言われている。 http://www.meti.go.jp/policy/economic_oganization/llp_seido.html
「このままでは公の施設は、資金力のある
大手企業だけしか運営できない。 それでい
いのか。僕らのように小さくてもやる気 と
技術力のある民間企業が指定管理者になる大阪芸術創造館は、旭区センター、旭図書館
などを擁する建物の一画に位置している
道はないのだろうか」
そして、探し出したのが有限責任事業組
合という新しい制度だった。 「何でも自分で
やってみる」主義の小原さんは、さっそく旧
知の舞台関係者に声をかけ、3社合同でL
LPアートサポートを結成。 そして、最初
のチャレンジとして芸術創造館の指定管理
者公募に参入、選定を受けたのだった。
アートサポートが選定された理由を佐々
木さんは次のように説明する。
「芸術創造館は、単なる貸館ではなく、 こ
こならではの文化情報発信を求められる施
設〝芸術創造館”という存在感をどのよ
うに出していくのか、といったことが選定
委員会では討議されました。 また、自主事
業においても大阪市からの補助金に頼らな
いビジネスモデルが提案されており、将来
の指定管理者制度のあり方を示していると
いう点も評価されました。 アートサポート
は財政基盤が弱い、という指摘もありまし
たが、新しい展開が期待できる点が選定委
員たちの高い評価になったようです」
一方、小原さんは、「正直、僕たちが選ば
れるとは思っていなかった」と言う。もちろ
施設運営や企画には、これまでの経験と
実績から自信をもっていた。 だが、 有限責
任事業組合という新しい形態の組織は行政
にとって受け入れがたいのではないかと懸
念していたのだ。 未知の要素を含みながら
もアートサポートが選定されたことを、小
原さんは大阪市の危機感、改革への意欲の
表れだと受け取っている。
2006年4月よりアートサポートによ
る管理運営がスタート。館長になった小原
さんがまず提唱したのが、舞台芸術に関す
さまざまなジャンルを横断する施設づく
りだった。芸術創造館は、設立前から大阪
の演劇関係者の協力を仰いできたこともあ
り、演劇の稽古場というイメージが浸透し
ていた。 実際は、録音設備もある音楽練習
場や、ダンスバーや壁一面が鏡貼りになっ
練習場もあり、多様な舞台芸術に対応で
きる設備が整っている。
「僕の基本的な考え方は、コンプレックス、
つまり複合なんです。 現代の文化は、演
劇、ダンス、音楽、美術といったジャンルが
あり、さらに細分化されている。 アーティ
ストや演者は、自身のジャンルに特化して、
それを深めていくことが仕事でしょう。で
すが、僕のようなプロデュース業は、さまざ
まなジャンルを横断し、 複合させていくこ
とが仕事だと考えているのです。 僕は、 文
化とは豊かさだと思うのです。つまり、さ
まざまなジャンルが混在し、常に何かが創
造されていく気配に満ちたカオスのような
状態が文化の豊かさだと思っているのです」
と、小原さんは〝コンプレックス"に対する
信念を熱く語る。
取材時には、ダンスコンテスト 「DANCE
COMPLEX」と銘打ち、ヒップホップからコ
ンテンポラリーダンス、ジャズダンスなどあ
らゆるジャンルのダンスを対象にしたコンテ
ストが行われていた。 また、音楽でも同じ
ようなイベント「芸創ライブ」を行っている。
これらは、一切のキャリアや資格を問わず、
受付順で参加者を決める形式で、観客席に
は出演者の家族や友人たちも多数訪れ、懸
命に応援していた。
一方で、 パフォーミングアーツのインキュ
ベーションセンターとしての役割を担うべ
く、より専門性の高い自主企画も行ってい
る。 例えば、最先端で活躍するクリエータ
ーをゲストに招く「芸創ゼミ」、 さまざまな
ジャンルのワークショップを展開する「芸創
ラボ」、館長と自由に意見交換ができる「芸
「創サロン」などを随時開催。ちなみにこれ
らはすべてアートサポートの自主企画であ
り、指定管理者側で採算をとる必要がある
事業だ。
「僕の給料分が事業費です」と小原さんは
笑う。もちろん採算は考えているとはいう
ものの、こういう個人の熱意によって芸術
創造館のアイデンティティともいえる事業
が支えられていることをどう考えればいい
のだろう。
事業だけでなく、 貸館事業の活性化と利
用者へのサービス向上も指定管理者に課せ
られた仕事だ。 小原さんはまず、 練習場の
予約システムを改善した。 これまでは予約
は借り手が直接、 芸術創造館に来なければ
受け付てもらえなかったのだ。
「今の時代にお客さんにそんな手間を要求
するなんてあり得ないでしょう。インター
ネットや電話予約できるようにと大阪市に
提案したのですが、 個人情報のセキュリティ公立文化施設の
新たな担い手たち
ted manager syster
の問題などもあり、結局、ファックスでの予
約受付ができるようにすることで折り合い
ました。 平行して、ホームページに各練習場
の空き情報を掲載して、予約を取りやすく
するなどの工夫をしています」と小原さん。
同館の稼働率は、4月、5月は下降したも
のの、現在はだいたい昨年度比10~20パーセ
ント増となっている。
小原さんとしては、民間のノウハウとス
ピードを活かしたサービスをどんどん推し
進めていきたいが、行政側としては指定管
理期間の終了後、管理者が替わった場合に
もそのサービスが継続できるのか、といっ
懸念もあり、GOサインが出せないもの
も多い。
「行政の立場もよくわかります。 僕らプロ
デューサーの仕事は、いろんな人たちに共
感や納得してもらって進めるものです。 相
手が行政でも同じで、担当者に共感しても
らえるよう一つずつ話し合いを重ねれば、
何らかの解決策は見つかると思います」と
小原さん。
運営団体の交代により懸念されていた事
業の継続についても、市の主催事業だった
「芸術創造館マンスリーシアター」は大阪都
市協会に委託されるか指定管理者が中心と
なって企画運営を行うことになり、月1回
を基本に中堅の演劇人たちの舞台公演やワ
ークショップを行っている。
また、地域住民へのユニークなアプローチ
も始まった。 月1、2回、芸術創造館のス
タッフたちが揃いの黄色い服を着て「かたづ
け隊」となり、駅から芸術創造館までの道
筋の掃除をするのだ。ゴミ拾い"という
わかりやすい行動は、演劇やダンスなどに
は興味がなかった近隣住民にもストレート
に伝わり、好印象を与えているようだ。 ま
同じ建物内にある区民センターや図書
館とも連携できるよう三館会議もスタート
した。
当初は、不安定な要素も多分にあった芸
術創造館の指定管理者への移行だが、ほぼ
一年経ち、各方面との新しい関係を築きつ
つあるようだ。
さて、冒頭で挙げていた「官」と「民」の関
係は、どのように考えられ、実行されてい
るのだろうか。
「大阪には、民間が運営している劇場やホ
ールもたくさんある。 それらと役割分担し
ながら連携していく事業を始めています」
と小原さん。 例えば、 大阪市とロクソセレ
クション実行委員会の主催による企画「ロク
ソセレクション2006」。 これは、大阪の阿
倍野にある小劇場ロクソドンタブラックで開
催されたロクソドンタフェスティバルの受賞
劇団を招き、芸術創造館で受賞作品を上演
してもらおうという企画だ。
「僕は再演というのは、劇団やダンスカン
パニーにとって、とても大事なことだと思っ
ているのです。 再演することで、作品とし
てのレベルも上がるし、前回は観られなか
ったお客さんにも観てもらえる。 そんな積
み重ねが作品レベルを上げていくと思って
います」
また、大阪の南船場にあるIST(イス
ト) 零番館と同じ脚本で別の役者たちが演
じる脚本リレー企画、日本橋にあるインデ
ィペンデントシアターでロングラン公演をす
る時には芸術創造館を稽古場にしてその一
部を公開する試みなども進行中だ。
「1月に「会議室に潜入せよ。」というシン
ポジウムを開催して、民間の小劇場のプロ
デューサーたちと大阪でいかにしてロングラ
公演を行っていくかというテーマで話し
合いをしました。ロングラン公演に限らず、
お互いにどんな共同作業ができるのか、何
が足りなくてどう補っていけるのかを常に
話し合っています」
フットワークの軽さ、ネットワークの広さ
は、民間の劇場運営者として培ってきたノ
ウハウのひとつである。 一方で、小原さん
は、「実際に行政と深く関わるようになっ
て、公の施設を運営する難しさも思い知り
ました」と言う。
では、公の施設”と“民の施設〟の役
割の違い 共生をどのように考えているの
改めて聞いてみた。
「京都のアートコンプレックス1928は、
舞台芸術の専門家から「エンターテインメン
ト系ばかりをやっている」 といった批判めい
言われ方をしていました。 でも、それは
経営を知らないから言えること。もちろ
ん、僕もお客さんが入らなくてもいい作品
があることはわかっている。 しかし、民間
企業として経営していく限り、自主企画で
ない。
はある程度の採算を考えざるをえない。で
も、公の施設は、赤字はダメでも儲けなく
ていい。これは大きな違いです。ここで大
きく役割を分けることができると思いま
「す」
つまり、公の文化施設は、芸術の実験場、
未知数の若いアーティストたちのインキュ
ベーションセンターとしての役割があるとい
うのだ。だが、実験的、 先鋭的な芸術作品
は一般市民からの共感を得にくく、「市民
の税金を使って、市民にはわからない 芸
術”ばかりをやる」という批判も受けかね
「だから、民間との連携をして一体のもの
として提示するのです。 文化には、エンタ
ーテインメント的なものもあれば、ちょっ
ととっつきにくいものもあるということを
全体が見える形で出していければ、多様な
文化の豊かさが生まれてくる」
理想を熱く語り、 そして現実にするま
での冷静な戦略とステップを組み立ててい
く─「官」と「民」の両面を知った者だか
らこそ、見えている未来がある。
ダンスコンテスト 「DANCE COMPLEX」はキャリ

2007.03.01

『劇団鹿殺し 僕を愛ちて。』Lmagazine /2007年3月号

劇団鹿殺し
from ENGEKI
劇団鹿殺し 『僕を愛ちて。』2月9日(金)~13日(火) [大
阪] / 2月16日(金)~18日(日) [神戸] (会場により異なる ※デ
ータ参照 大阪市立芸術創造館 [大阪] データ P12818/
神戸アートビレッジセンター [神戸] データP12816
06.69551066 [大阪] / 078-512-5500 [神戸]
過激なことしたくて
are
ART
やってるわけじゃない。
昨年の春に西宮から東京
に出てきました。初めて
の東京公演の時、関西でやって
た路上パフォーマンスをしたら評
判よくて、公演も全日満員で。
そこから勢いで東京来て、今は
古い一軒家に7人で住んでます。
前は週6でやってた路上も今は
週末だけ。路上では歌って踊る
だけじゃなく、自分たちの身体
能力の高さを見せつけるような
ことをやってます。あとはライ
ブハウスで、バンドとうちのお芝
居とで対バンしたり、そのまま
調子に乗って全国回ったり。ある
ライブを(劇団☆新感線の)古田
新太さんが見てくださってて「お
じさんは楽しくなってしまった」
という名言を頂きました(笑)。
過激なイメージが強いんです
けど、中身はちゃんとしたお芝
居なんです。大学生のときにつ
かこうへいさんの台本読んで、
頭の中でバッチリ”画"ができた
あとに芝居のビデオ観たら思っ
たより激しくない。だったらも
っと激しくやってみたいと思った
のが始まり。やってるうちにみ
んなの体も鍛えられてきて、せっ
かく人と違うモノを持ってるな
ら見せた方がいいだろうって。で
も今回の作品は、最初「会話劇
にする」って言ってたんですよ。
でも今なぜか史上最高の筋肉痛
に襲われてます(笑)。あとこな
いだ歌舞伎を観た影響もあって
ちょっと歌舞伎的な演出も入る
予定。難しいこと言わずに、や
ってみたいことは素直に取り入
れたい方なんですよね。
身体表現はうちの武
器です。

2007.01.01

『芸術創造館×ロクソドンタ』Lmagazine/2007年1月号

S
STAGE
芸術創造館×ロクソドンタ。
大阪の芝居をビルドアップですぞ。
いつしか毎週のように公演が行われる劇場となっ
た阿倍野ど真ん中の [ロクソドンタブラック]。 そ
の名物企画の一つ、 「ロクソドンタフェスティバル」
は観客を審査員にしたガチンコ演劇バトルだ。 この
上位入賞団体の再公演が [芸術創造館] で行われ
ることが決定。 入賞劇団にとっても観逃していた
演劇ファンにとってもオイシイ話だ。登り調子の新
興劇団ひしめく今の大阪、 抜け出すのはどこだ!
「芸術創造館ステップシアター
loxo selection 2006 」
劇団PASSIONE 「飛び魚の箱」 12月1日(金)・2日(土)
ミジンコターボ 「ダメダメサーカス」12月15日(金)~17日(日)
暫定的表現活動集団 猿 「SK-2」 12月25日(月)~27日(水)
劇団だけどステキ「ラビーズマウンテン」 1月6日(土)・7
日(日) 大阪市立芸術創造館 [MAP-P151]
公演によって異なる 06・69551066 【劇場】
ロクソドンタ
大阪市立芸術創造館

2006.12.01

『ぷらっとなみはや アート&カルチャーで心を豊かに!!』ぱど/2006年12月号

アートやカルチャーで感性を磨いて、心から輝く人へ・・・。 アートやカルチャーは、一部の愛好家だけのものではなく、誰もが楽しめ、心を豊かにしてくれるもの 洋服や家具を選ぶように、自分自身の感性にピッタリくる作品を見つけることは、自分を磨くことにもなるはず。 面白いと思うことや、感動すること、夢中になること・・・。 それは、あなたを輝かせ成長させることにつながります。 そんな、胸にグッとくる「何か」との出合いを大切に、アートやカルチャーを体感してみましょう! 地元再參息 vol.20 大阪市立 芸術創造館: 地下鉄谷町線 京阪本線 住所 大阪市旭区中宮1-11-14 電話 06-6955-1066 開館時間 10:00~22:30 休館日 12月28日~1月4日 アクセス 地下鉄谷町線千林大宮駅より [徒歩約15分 https://www.artcomplex.net/art-space/ 音楽スタジオはCD制作もOK。 利用料金等は お問い合わせを。 練習場はそのまま公演会場にもなる広さ&設備。 取材日は今話題の劇団 「デス電所」が稽古中だった。 なみはや 味覚やスポーツ、読書を堪能したら、最後は芸術。 もうすぐ本格的な冬の到来。残りわずかな美しい秋の季節を楽しみましょう。 地元の身近なアートスポットで、じっくりと「芸術の秋」を体験してみては? アート&カルチャーで心を豊かに!! いるので、そちらへの参加もオススメ。 プ、公演などのイベントも多数企画されて ポート体制が嬉しい。また、ゼミやワークショッ ティストをバックアップしてくれる心強いサ でなく、企画などの段階から表現者やアー イブなども開催も可能。練習や発表だけ 舞台設備も整っているので、演劇公演やラ 「大練習場」には客席も常設、照明や音響、 動する人が気軽に利用できる。一番大きな ニー、バンドといったあらゆるジャンルで活 楽スタジオなどを完備、劇団やダンスカンパ とした活動を支援する施設。稽古場や音 演劇やダンス、音楽など、芸術表現を目的 大阪市立芸術創造館 00991473-RK795-11T4bap

2006.11.01

『京都の実力プロデューサーが館長に』月刊地域創造・職員研修/2006年11月号

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