BLACK CHAMBER - メディア情報

2019.08.15

「きっと見に行きたくなる すごい産業遺産」 (昭文社ムック)/2019年8月15日発行


昭文社発行のガイドブック「きっと見に行きたくなる すごい産業遺産」にてクリエイティブセンター大阪の情報が掲載されました。

2019.05.12

「労働の城 アート拠点に」毎日新聞 日刊・2019年05月12日発刊

|__21 大阪
每
戦前~戦後これからも
戦前から戦後にかけて造船業
で栄えた大阪市住之江区北加
地区空き家や倉庫がアト
リエデザインオフィスに改装
され、「アートの街」として知ら
れるようになった。中心となる
複合芸術施設「クリエイティブ
「センター大阪」は名村造船所の
大阪工場跡を活用。往時の姿を
とどめるドックや事務所など
2007年、経済産業省の「
「代化産業遺産」に認定された。
「鬼の佐野安 地獄の名村
情け知らずの藤田」。 かつて
木津川沿いに並んでいた造船会
社労働者たちはこう呼んだ。
名村の設計技師だった杉山
さん(78)=大阪市東成区=は
船の鉄板の上で目玉焼き
ができるほど暑い。 冬は川沿い
なので一段と寒かった」と振り
返る。
同社は1911年の創業で、
大阪工場は3年に稼働した。 第
二次世界大戦では、国家総動員
法によって動員学徒も働いた。
「それでも人が足りなくて、 囚
住之江区名村造船所跡地
2019年 (令和元年) 5月12日(日)
社員食堂跡で開かれた現代アートの覧会
View+
●ゆるキャラや人気声優が出演したイベントに訪れた大勢の人た
ゆるキャラや人気が出演したイベ
や物販飲食スペースとして使われている。両側はドック
「働いていた時にはここがアー
の拠点になるとは夢にも思わ
なかったね」と杉山さん。 船
りに携わった労働者の汗が染み
こんだ場所で、今日もさまざま
戦後、造船業は発展し、 北加 が続いたが、2005年にスタ
周辺では約2万人が働いてジオやギャラリーに生まれ変わ
いたという。しかし、大型船の った。
需要が高まり、同社は佐賀県伊
万里市に新たにドックを建設。
人も連れて一緒に作業していた 大阪工場での船事業は79年にブジェが浮かび、製図室にはコなイベントが開かれる。
名と聞きます」
撤退した。施設は長く休眠状態スプレを楽しむ人たちが集う。
アートイベントでは水をたた
えたドックに巨大なアヒルのオ
労働の城 アート拠点に
【久保、写真も】
https://www.mainichi.jp/area/kansai/

2019年5月12日に発行された毎日新聞のView+にてクリエイティブセンター大阪が紹介されました。

 

2011.02.02

非言語パフォーマンス「ギア」朝日新聞/2011年2月2日夕刊

舞台
■非言語パフォーマンス「ギア」
10日 木 ~ 3月22日
(3月22日を除く
水木休み、 開演時
間は問い合わせを)、
大阪市住之江区のB
LACK CHAMBER (北加賀屋駅)。
ダンスやパントマイムなどを繰り広げ
るショー。 言語を用いず、 子どもや外
国人も楽しめるという。 3500円、 大学
生2000円、 小中高生1000円。
2月14日後7時半の公演に読者ペア
10組を招待。 〒559-0011 大阪市住之江
区北加賀屋4の1の55、クリエイティ
ブセンター大阪 「ギア」 朝日係 (06
4702・7085)。 7日必着。
朝日新聞/2011年2月2日夕刊

2007.04.01

『特捜!エンブスクープ! IMPACT DRIVE “TRAIN”』演劇ぶっく/2007年4月号

依賴
エンブスクープ!
特捜!
関西版
ただでさえ大変そうな野外芝居を、
この冬たった1人でやりとげた人がいたそうですが、
その人についてぜひ調べてください。
一人芝居は決して珍しい物じゃない。野外劇も関西では
割とポピュラーだ。だけど作・演出はもちろん、それを一人で
演じるための劇場まで自力で作ってしまう「一人野外劇」と
なると…日本、いや世界広しといえども「IMPACT
DRIVE」の岡博史しかやってないのは、ほぼ確定だろ
う。
関西在住の若手野外劇集団の例にもれず、岡も大阪の野
外劇の雄「維新派」の出身。「でっかい空の下でとてつもない
物を自分たちの手で作り、演じるということがとにかく楽
「しかった」と岡は言うが、公演を重ねるごとに「自分にしか
できない野外劇」への意欲が、少しずつ湧いてくる。「維新派
ぐらいの規模になると、舞台作りが完全に分業になり、同
じ芝居のはずなのに全然自分が知らない物が立ち上がって
いたりする。そうじゃなくて作品に関わる何もかも......そ
れこそ劇場作りから宣伝まで、全部自分でやってしまう芝
居作りがしたくなったんです」(岡)。
そして岡は維新派退団後、大阪南港に200人は収容
可能な野外劇場を作り、『UNDERGROUND」とい
う芝居を上演する。 さすがに劇場建築の過程や当日の運
営などは他人の手を借りるものの、基本的には制作面も含
め、岡一人ですべてをプロデュース。当然、無茶なことをやれ
ばやるほど燃える関西の野外劇ファンは、その無鉄砲な試
みをこぞって絶賛したものだ。とはいえ岡の苦労や負担は、
やはり並大抵のものではなかったようで、第2回公演後に
1/13・14 BLACK CHAMBER 名村造船所跡地野外特設会場 「STATION」
IMPACT DRIVE 「TRAIN」
作・演出・出演◆岡博史
活動を休止。このまま関西野外劇史の伝説に終わるかと思
われた。
しかし10年、造船所跡地の劇場「BLACK
「CHAMBER」を訪れた岡は、敷地内に小さな空き地を
発見する。 その場所こそが、岡に一人野外劇再開を決意さ
せる、最強のカンフル剤となったのだ。「倉庫と塀に三方を囲
まれた狭いすき間で、塀の向こうから何か巨大な物が出て
きたら面白いな......と考え始めたら、あれもできる、これ
もできると構想が湧いてきて。第一回公演からずっと”そこ
に住む人間が、留まるか出て行くか”という物語を書いてい
ますが、それを突き詰めるのにピッタリの空間だったんです」
(岡)。
まず芝居は、BLACK CHAMBER入口の半屋外
空間から始まる。「コンニチワサヨナラマタイツカカナラズ
・・・・・・」と呪文のように唱え続けながら、瓦礫を地面に並べ
岡。このイメージシーンが終わった後、観客は坑道を思わ
せる狭い通路を抜け、野外劇場「STATION」に導か
れる。そこで展開されるのは、一人の男の出会いと別れと追
悼の物語。 岡が演じる作業員風の男は、住み込みの工員が
暮らす街で「吉川さん」という青年と親しくなるが、彼は作
業中の事故で命を落としてしまう。その事故が原因で会社
は倒産し、誰もが街を去っていく中、男は頑なにその場に留
まる。無人の街で一人瓦礫を運び続ける男だが、ある日街外
れにある廃線に、吉川さんが生前見たがっていた汽車が蒸
A
気を上げながら現れた......。
「自分の周りでも、様々な理由でいろいろな人がいなくなっ
た。その弔いの気持ちを、自分が培ってきたモノを使って表
「現しようと」と、内容について語った岡。物語自体はかよう
にセンチメンタルだが、実際の舞台は相当な力業! ずっと
猫車で瓦礫を運び続けるだけでなく、中盤の雨の中を歩く
シーンでは、全身にしっかりと冷たい水を浴びる。当日の気
温は10℃を切っていた上、海からの冷たい風も容赦なく吹
きつけていたんだから、これはもう軽く命がけだ。 その分大
量の蒸気とともに、大きな汽車が塀の向こうから現れた時
のカタルシスは鳥肌モノ。 実は観客も寒空の下で全員立見
という過酷な状況だったんだけど、そのシーンの瞬間に背中
が激しくゾクッとしたのは、決して寒さのせいではないのだ。
「本当はもっとゆったりした環境で見ていただきたかったん
ですが、予想の倍以上のお客さんが集まって、やむなくぎゅ
うぎゅう詰めの立見になってしまった」と岡は申し訳なさそ
うに振り返ったが、それだけ彼の「無茶」を6年間待ち続け
た人が多かったという証明だろう。
「維新派もそうだったけど、劇場を土台から作り上げた
り、お手伝いさんのご飯を作ったりする行為も全部演劇で
あり、表現だと思う。なぜそんな手間のかかることを〟
と思われるかもしれないけど、僕にはこのやり方しかでき
ないし、逆にいろんな表現方法があるんだってことを知って
ほしい。 年とともに体力は落ちてますが(笑)、協力してく
れる素敵な仲間にも恵まれているので、また面白い場所が
見つかったら、次は6年もあけずにやろうと考えてます」
(岡)。
関西にある「維新派チルドレン」な集団の中でも、「芝居
を作る行為」まで”表現”にしてしまう所と、オモロイこと
のためならしなくてもいい無茶をあえてやるという心意気
一番受け継いだのではと思わせる岡。芝居のラストで汽
車に乗らず、その街に留まることにした主人公と同じよう
に、これからも一人野外劇という未知のフィールドにしっか
りと立ち、彼にしかできない表現に挑み続けてくれること
だろう。
岡博史
おかひろふみ ○67年生まれ、 岡山県出身。
92年にスタッフとして維新派に入団。 「ノ
として舞台にも登場する。 98年にIMPACT
スタルジア」から 「ROMANCE」までは、役者
今回は実に6年ぶりとなる公演だった。
DRIVEを旗揚げし、 大阪南港で2作品を発
次回予定◇未定。 最新情報をお求めの
方はimpactdrive@hotmail.comまでお
問い合わせを

2007.04.01

『Brand Backstage:PRESENCE ! 』服飾手帖/2007年 Spring

LOCATION:BLACK CHAMBER
[BLOUSE 711A141C
[WRIST BAND) 711A900C
山本尚 写真
溝照久美子
和田亜紀 萩原子、
39 of
SPRING 200Z
JNCHET C[INNER] 711A1010
[JACKET] 711A243C
[BOTTOM SKIRT] 711A567C
of 42[SHIRT] 711A103C
[PANTS] 711A658C
43 AfL [BLOUSE] 711A150C [SKIRT] 711A551C
R [BLOUSE] 711A1990 (SKIRT) 711A504C
of 44玉
[INNER] 711A1900
(SKIRT) 711A507C
(COAT 711A8350
(CORSET) 711A1530
CHOER) 711A0040
45 Af

2006.07.13

『電視游戲科学舘 ロングランに向け試演』日経新聞/2006年7月13日

チェック Check
一度の公演が数回にとどま
りがちな小劇場の演劇を二、
三カ月は続くようなロングラ
公演に育てる試みが、大阪
市住之江区の造船所跡につく
られた劇場「black c
hamber」で始まる。
大阪の小劇場オーナー有志
らが集まったロングラン公演
推進委員会(小原啓渡代表)
京都の劇団
電視游戯科学館
が今春発足。資金面を含めて
制作を支えるシステムを作ろ
うとしている。劇団が企画中
の作品概要を投資家らに説明
する「バッカスオーディショ
ン」を設定。本公演前に「卜
ライアウト公演」(試演)を
行い、観客の声を参考に作品
2層のステージで上演
する 「ISANA」
「電視遊戲科学館」が十五日
から同劇場で上演する「IS
ANA」。ある日、深海を照
らす灯台が消え、眠っていた
怪物たちがうごめき始めた。
混乱を鎮めるため、一組の少
年少女がともしびを求めて旅
に出るという話。 登場人物の
成長と人類の進化を重ねて描
く作品だ。
今回の舞台は二十三日まで
に計十回。同劇団は「やっつ
け仕事で年二、三作上演する
のではなく、納得のいく作品
を作り上げたい」(脚本・演
出担当の国本浩康)という思
いでトライアウトに名乗りを
上げた。「いつまでも心に残
り、行動に影響を与える神話
のような作品にできれば」(国
を改良できるようにする。
その第一弾が、京都の劇団本)と考えている。
科学館 ロングランに向け試演

2005.11.01

『大阪の造船所跡地がアートスペースに!』シアターガイド/11月号

[全国地域演劇情報]
旅ゆけど、 芝居 Regional Theater Catalog
From OSAKA
大阪の造船所跡地がアートスペースに!
~名村造船所跡地アートスペース構想 black chamber~
演劇製作に個人投資システムを導入するなど、 京
都三条を拠点に新しいアートスタイルを提案し
ているART COMPLEX1928がプロデュースする新ス
ペースが、 今秋、 大阪にオープン! 梅田から約20
分の距離にある名村造船所跡地に登場したアートス
ペースは、対岸に大型製鋼所がそびえる臨海地にあ
り、松田優作の遺作 「ブラックレイン」のロケ地
にもなったという印象的な場所に建つ。 かつてのド
ックや船の製図室の面影を残す広大な施設内には、
約150名の客席を仮設できる劇場スペース black
chamber をはじめ、バーカウンターを完備したホワ
イエ、ギャラリー、 リハーサルやワークショップも
可能な小スペース、アーティスト向けの滞在型宿泊
施設など、魅力的なスペースがいっぱい。 なお、
black chamberではすでに11/12 (土) 13 (日) に
宇宙コード、 来春には京都きってのエンターテイ
ンメント劇団・電視遊戲科学館 「ISANA」 のロング
.
ラン公演が決定。 大阪に新たなアートの風が吹く!
black chamber内観
ホワイエ
11/12 [土] 13[日]
西村たけお 中村たか
当日各300円増 前
宇宙コード 「大阪パフォーマンス東京ドール」
●black chamber 作・演出・出演=小林顕作 出演
しほか 全自 2,500円/学生 2,000円 (要学生証)
ART COMPLEX、 ぴあ 問合せ-ART COMPLEX TEL075-254-6520 12
日7:00、 13日 5:00
From OSAKA

2005.09.01

『そそるアート空間がこの秋、誕生!』Pretty/2005年9月

NEWS
PLUS
作家と観客の興味をそそる
アート空間がこの秋、誕生!
ブラックチェンバー
アートスペース 『black chamber』
今秋、 住之江区の造
船所跡地内にアート空
間が誕生する。 ギャラリ
ーやスタジオなど多目的
空間を設置。約130名
の客席仮設も可能で充
内部工事も完了間近
実した創作環境を提供する。 この、 造船所跡地は昨
秋より “芸術主体の実験場” として開放され、2034
年まで知的産業の可能性を探る試みが展開される。
●名村造船所跡地 (大阪市住之江区北加賀屋) 地下鉄 「北加賀屋駅」4
番出口徒歩10分 [問] アートコンプレックス1928TEL.075-254-6520
http://pan-kyoto.com/ac1928/

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