メディア情報

2009.10.31

『北加賀屋に出現したBOADRUM。』Meets Reagional no.258/2009年10月31日

monthly 4/4
topics
topic
キミはこの事件を目撃したか?
北加賀屋に出現したBOADRUM。
07年7月7日、NYにて77名のドラマ
ーが参加し行われた様子はドキュメ
ンタリー映画としてすでに公開もさ
れているBOADRUM。 そんなBORED
OMSのドラムをメインにした壮大
なプロジェクトが名村に、だが今回
用意されたドラムセットは、たった
7組 参加メンバーはBOREDOMS
メンバーを始めヒシャム・バルーチ
ャやANATAKIKOU藤井寿光などの近
年おなじみの面々だが・・・しかし結論
を言うと、 約70分ノンストップの演
奏はやはり祝祭というか、村おこし
レベル。 宇川直宏なら"!" を何個
つけるだろうか。 神輿で登場するド
ラマー、そして隣でヤノベケンジの
ラッキードラゴンが火を噴いたり、
のハレの事態。 進行を司るような
EY3のスクリームすらドンドコドン
ドコ埋没させてゆくエクストリーム
風景音楽体験! まるで台風のよ
うな、自然現象のような。この日は、
観客全員が脳内でドラムを叩きまく
る“ボアドラマー” になれた日、 だ
ったんじゃないかな。(体験・文/
中村悠介)

2009.10.14

「セリフのないパフォーマンス ノンバーバルパフォーマンス」読売新聞/2009年10月10日

外国人楽しませよう
セリフないパフォーマンス
外国人観光が楽しめるイベ
ントを増やし、地域活性化
を引き継ぎ、公演をロングラン
ができるまで高め、金
よようと、大阪府大阪市、大松 でも多くの人が支援できる仕
阪商工会議所などが、 アクシ
ョンやダンス、音楽などを使
って繰り広げる「ノンバーバ
ル (5) パフォーマンス」
の制作に乗り出す せりふが
ないため、日本語ができ
なくても楽しめる。作品はぜ
から作する計
のオーディションを2日に行
い、2010年1月に大阪市内
で公演を行う。
文化庁の補助金を利用し、十
数人のほか、演出、
・照明などの担当者、制作ス
タッフもそれぞれ若干名公募す
る。 将来は、NPO法人に
大商など創作イベント出演者公募
ど
みを作る。分野の人材育成
につなげ、若者が東
京へ出するのを防ぐ思いもあ
る。
大阪では、演劇や文楽などの
伝統芸能などの公演数
多くあるが、旅行中の外国人が
楽しめる常設のイベントが少な
いとされていた。韓国では、
コックが台所で包丁や、また
板などを打楽器に見立てて乱打
「する「NANTA」などのノン
バーバルパフォーマンスが複数
の所で上演されており、
光客向けの人気スポットとな
っている。
セリフのないパフォーマンス『ノンバーバルパフォーマンス』制作発表、オーディション が読売新聞に掲載されました。

2009.10.05

『臨海工業地域の芸術・文化的有効活用に関する調書』/平成21年10月5日/財団法人 文化・芸術による福武地域振興財団

NAMURA ART MEETING '04-'34 臨海工業跡地の芸術・文化的有効活用に関する調査
NAMURA ART MEETING 実行委員会
●活動の目的
臨海工業跡地の芸術・文化的有効活用に関する国内外の先駆的事例
の情報収集と調査結果の分析を通じて、 地域の歴史的背景や資産を
活かした文化インフラへの転用を介した地域振興に資することを目
的とした。
活
プログラム
動の内容
本プロジェクトの可能性を検討する機会として3名のゲストを交
えた公開研究会、 「芸術文化による都市再生~海外の先駆事例~」
「芸術の魅力とカー社会を映し出すアート~」 「地域文化の可能性〜
瀬戸内文化圏構想を中心に~」 と、 実行委員会による「NAMURA
ART MEETING の課題~来年度計画と長期展望~」を開催。 合わ
せて、海外の臨海工業跡地の芸術・文化による先駆的事例を調査
し、本プロジェクトに有効な情報やデータを収集・検証した。 また
2009 年度に実施予定のアートプロジェクトに関するミーティング
とともに長期的な展望として従来にはない新たな実験と創造と研究
の場について考察した。
● 実施場所
大阪市住之江区北加賀屋4-1-55 クリエイティブセンター大阪内
● 実施期間
活動実施日: 2008年8月1日~2009年3月30日
イベント等開催日: 2008 年 12 月 22日~ 2009年2月12日
●活動規模
市区町村規模、調査は世界規模で実施
活動のターゲット 対象者
アート関係者、住之江区北加賀屋周辺住民。
●参加人数 140人
●活動の効果
臨海工業跡地の芸術文化的有効活用に関する国内外の先駆的事例の
調査に加え、 専門家をゲストにした公開研究会を実施したことによ
り、賛同者が増え、 地域の歴史的背景や資源を活用した文化インフ
ラ整備を行うことになった。 その結果、 地域行政 (住之江区) を巻
き込んだ展開へと発展。 その他にも千島土地との協力体制で 「クリ
エイティブ・ピレッジ構想」 が立ち上がった。
活動の独自性
名村造船所跡地は、 「近代化産業遺産群」に登録されている。 本ブ
ロジェクトは、この場所を芸術文化によって有効活用することを提
案し、 産業遺構として保存するのみならず活用しながらパブリック
へと開いていく仕組みづくりに取り組んでいる。 今回の調査により
国際的事例を把握できたことで、 大阪を代表する芸術拠点として世
界的に発信していく足がかりができた。 また、地域の誇りとしても
さらに活性化する可能性が高いと思われる。
●他機関との連携状況
名村造船所跡地が位置する大阪住之江区との具体的な連携が始ま
り、かつて造船所が軒を連ねた時代を紹介するパンフレットの作
成区住民によるコンサートの開催などが実現することとなった。
また、 近畿大学と実地調査や、かつてこの地で働いていた方々への
インタビュー調査などで連携することとなり、 官民学の連携で古い
資料の収集なども始まった。 こうした動きを受けて、 現在、造船資
料館の設置なども検討されている。
広報記事の掲載状況
特になし
参加アーティストの状況
公開研究会へのゲストとして吉本光宏 (ニッセイ基礎研究所 芸術文
化プロジェクト室長)、 片岡真実 (森美術館シニア・キュレーター/ヘイ
ワード・ギャラリー(ロンドン、インターナショナル・キュレーター) 金
代健次郎 (文化芸術による福武地域振興財団 事務局長)
●総括
今回の調査・研究を進める過程において、 地方行政、 特に住之江区
との連携が確実なものとなり、 区民にこの地の歴史を紹介するパ
ンフレットなど、 実際に区が予算をつけることになったことは特筆
すべきだろう。 また、 名村造船所跡地を中心としたエリアにおける
「クリエイティブビレッジ構想」 が立ち上がり、 空家にクリエー
ターを誘致する活動やコミュニティーガーデンを造成する計画な
どが始まった。 地方自治体である住之江区、 土地オーナーである千
島土地、その管理者であるクリエイティブセンター大阪、そして研
究機関である近畿大学、 まさに産官学の連携をコーディネートする
ことに成功した今回の活動は予想以上の効果を上げたと考えてい
る。
団体所在地 連絡先
〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋 4-1-55
TEL: 06-4702-7085 FAX: 06-4702-7086
E-MAIL:cco@namura.cc
代表者: 小原啓渡 (こはら・けいと)
担当:岡田千絵 (おかだちえ)
http://www.namura.cc/art-meeting/
http://www.namura.cc/
「第2回公開研究会」
の会場風景
「第4回公開研究会」 実行委員会
メンバーとプロジェクト協力者に
よる考察の様子
annual report 2009
033

2009.10.04

『天をあおぐドラゴン アート発信の口火』朝日新聞/2009年10月4日朝刊

5
SOR
D
斤
2009年(平成21年)10月4日
日曜日
14
■大
大市内 24
天あおぐドラゴン
アート発信の口火
大阪・名村造船所跡地
なむら
大阪市住之江区の名村造船った現代美術家ヤノベケンジ
所跡地で3日夜、ライブや現さんの巨大なオブジェ「ラッ
代美術を披露するイベントがキードラゴン」(長さ1
にしようと開かれ、今回で4
回目。実行委員長の小原啓渡
さんは「今後もアートを切り
口に、巨大な産業遺産を創作
の場に再生していきたい」と
話していた。 (上原賢子)
開かれ、約700人が音楽や
美術を楽しんだ。
高さ8㎡)が接岸。 ライブ終
盤になると、竜の首が天を仰
建物の鉄の骨組みなどが残いだり口から火を吹いたりし
造船所跡地では、七つのドて盛り上げた=写真。参加者
ラムによる野外ライブがあは激しい音楽に合わせ、体を
隣接する木津川の船止め 揺らした。このイベントは、
場跡には船の上に竜をかたど大阪の新たなアート発信の場
10/3?4日に行われたNAMURA ART MEETING vol.3 が朝日新聞に掲載されました。

2009.10.03

『闇夜に浮かぶ巨大アヒルを撮影してきた』GIGAZINE/2009年10月3日

GigazİNE
周りが強くなってくると、なんともいえない雰囲気に。
YouTubeに浮か大アヒルをオランダにしてきた
に浮かぶ巨大アヒルをオランダに
その瞳はなにを見つめるのか、
You Tube
2009年10月03日 22時48分34秒
闇夜に浮かぶ巨大アヒルをオランダに帰る前に撮影してきた
フランスのロワールに巨大なアヒルが出しました。 このアヒル(ラバーダック)はオランダ人
アーティストホフマンさんの作品で分割されるなどこの世に存在しない」と
いうことでオランダやフランス、ブラジルと各地で浮かんできたあと、
しました。
9月27日(日)
10月3日
や
8月22日(土)から始まったのでしぼんでしまい、
までの近くに浮かんでいました。
後はオランダに帰ってしま
から4日にかけてのイベント 「NAMURA ART MEETING」で展示が行われるとのことで、アヒルちゃん
きました。
詳細は以下から。
Rubber Duck Project 2000
http://www.names.co/hin
まだちょっと明るいうちに現地に
ここは住之江区北加賀屋にある村で、今はいろいろなイベントの会場として使用されています。
水上にステージが設けられ、アヒルで近づくことが出来ます。
YouTubeアをオンしてきたその2
ライブが行われる様で撮影されるラバーダック。
You Tube
見上げるとさすがにデカイ。
まるで出撃の準備をしているかのよう。
背中側から。
手前にいるのは…?
ラバーダック以外にも見所があったので、さらに撮影を続けてきました。
火を導くキングギドラっぽいアート 「ラッキードラゴン」
アヒルの尻のあたりに妙な割れ目がありますが、気にしてはいけません。
GIGAZINEウェブサイトの記事です。

2009.09.25

『世界中を旅して日本初登場?八軒家浜の巨大アヒル、見納め迫る』京橋経済新聞/2009年9月25日

京橋経済新聞
KYOBASHI KEIZAI SHIMBUN
2009年11月15日 (日)
ヘッドラインニュース
世界中を旅して日本初登場-八軒家浜の巨大アヒル、 見納め迫る
この記事の場所を見る
写真を拡大
( 2009年09月25日)
「水都大阪2009」の会場である八軒家浜
(大阪市中央区天満橋京町1) に8月22日から
展示されている巨大アヒルのオブジェが9月27
日で見納めとなる。
.
今回の展示は、千島土地 (大阪市西区) が主
催する地域創生 社会貢献事業の一環。 「『水
都大阪2009』 で水辺の魅力を最大限に生かす
ことができるこの作品を会場内に設置すること
あまりの巨大さ、キュートさに観客が感で、作品を日本で広く紹介することを目的に開
喫するアヒル
催した」 (担当の中嶋敬幸さん)という。
2007年よりオランダ、フランス、ブラジルと世界中に浮かべられてきたとい
う「ラバーダック」。 日本での展示は今回が初めて。 大きさは高さ9.5メート
ル 幅9.5メートル、長さ11メートル。 その巨大さと愛らしさ、人の目を引かず
にいられない存在感で現在八軒家浜の名物キャラクターになっている。
「ラバーダック」はオランダの若手アーティスト、F・ホフマンさんの作品。
ホフマンさんは、公共空間で巨大な作品を展示する活動を継続的に行っている
アーティストで、 今回展示もその活動の一つだという。
「ラバーダック」の今後について、 中嶋さんは「ホフマンさんとは今後、 日本
各地での誘致があれば内容を吟味し、 検討することを話し合っている。 一方、 大
阪では関係者や来訪者から「大阪のシンボルにしては」との話もあり、 今後のイ
ベントなどでの展示についても検討する予定」 と話す。
「ラバーダック」は10月3日16時から翌4日朝5時まで、 住之江区北加賀屋の名
村造船所跡地で開催されるNAMURA ART MEETINGでも展示予定(要入場
料)。「八軒家浜より、 より近い距離で見ることができる」 という。
ウェブサイトの記事です。
http://kyobashi.keizai.biz/headline/600/

2009.09.22

『八軒家浜の巨大アヒルは何!?』毎日新聞/2009年9月22日朝刊

なるほドリ
八軒家浜の巨大アヒルは何?
の遊歩道や遊覧船から見上
げるとすごい迫力。限定1
500個の人形(1000
円)は完売、インターネッ
ト上でプレミアが付くなど
人気が高まっています。
Q ビル群を背景にぽつ
ほん
なるほドリ 大阪市中央んと浮かぶ様が面白いね。
区の八軒家浜船着き場の大でも、どうしてアヒルなの
川に巨大な鳥が現れたけ?
ど、あれは何!!
記者「ラバーダック」
と呼ばれるアヒルのオブジ
A 企画したクリエイテ
ィブセンター大阪(CCO)
の小原啓渡さん(48)に伺い
で、船台の上に乗っていました。 まず、川の歴史を
ます。 開催中の「水都大阪 調べると、明治政府が18
2009」に関連して出展 74年に招いたオランダ人
されました。幅9.5㎡、技師、J・デ・レーケ氏が
長さ1、高さは9・5㎡ 淀川改修に尽力したことが
もあり、一般的なマンショ分かり、さらに今年は、 徳
ンの3階に相当し、川沿い 川家康が同国に通商許可を
「水都大阪」関連で出展のオブジェ
人気急上昇 27日まで期間限
定
与えて400年目というこ
とで、小原さんはオランダ
を訪れました。
そして、フランス、プラ
ジルなど各国で展示してき
若手芸術家、F・ホフマ
ビル群をバックに浮かぶ姿が
愛らしい巨大アヒル
ン氏に交渉しました。同氏
はアヒルがどこでも自由に
行き来できることから「国
境は人間が政治的に分割し
たものに過ぎない」という
メッセージを表現し、小原
さんは「世界の緊張を和ら
げる癒やし」としてのアヒ
ルに共感したそうです。
Q 開幕は8月22日でし
よ。なぜ今、展示したの?
A 本来は開幕日に展示
するはずでしたが、生地の
縫い目が破れ、空気が抜け
ていました。修理後の今月
Q せっかく人気が出て
きたのに、期間限定じゃも
ったいないなあ。
A 展示延長も検討され
ましたが、混乱を避けるな
どの理由で延長されませ
ん。期間後は、同造船所跡
地の倉庫で保管し、要請が
あれば展示を考えるとのこ
とですが、所有者の民間企
業や、著作権を持つホフマ
小
ン氏の同意が必要です。
原さんは「反響はうれしい
が、予想以上だ」と驚いてい
ます。一度、足を運んでみて
5日から展示し、2日にいはいかがでしょうか。 京阪
ったん見納めです。10月3、電鉄天満橋駅
4両日、大阪市住之江区のを降りてすぐ
名村造船所跡地であるCCの川沿いから
のイベントで、入場料(2見られます。
500~6500円)を払
大阪市中央区でえば見られます。
回答・田中龍士
(社会部)
〒530-8251 (住所不要) 毎日新聞社会部 「質問なるほドリ」係
(o.shakaibu@mbx.mainichi.co.jp)
あなたの質問をお寄せください。

2009.09.20

大阪日日新聞・モードマガジン『UTI』/SUMMER,AUTUMN 2009

『UTI』
『UTI』1
Creative Center OSAKA
地
ART COMPLEX
Kohara Keito
廃
する。
だ。しかし生きている。ここでは、やさしい流行りは一
似合わない。だから先鋭的で、訪れた者のイマジネーショ
ンを必ず駆り立てる。 「君たちにアーティスティックな心が
あるから感じるものがあるんだ」。もしそんなものが自分にあるとして
見た、そこは、まさしく何かを感じずにはいられない空間だった。いつも
の要領でファインダーを覗く。その瞬間、背筋に電撃が走り思わずシャッ
ターを切った。安物のデジタルだったが、その場で写り上がりを見て「こ
んなロケーションが大阪にあるとは」と驚いた。大阪の卵を写し取った
ような気さえする。ここはいまアートのためのスペースだという。
岸に大きく海を入れ込んだドック本、大型スタジアムを超えると
いう4万2千㎡の敷地を持つ大阪市住之江区の「名村造船所跡地」(クリ
エイティブセンター大阪)。広大だが、全く遊びのない空間。
敷地に入った瞬間、取材に来たはずの自分は、の世界に身を置くよ
うな、最後の生き残りになったような、海を挟んだ対岸に広がる工場群
遠くに見ると、とにかく過去に重い約束をした地に降り立った気さえ
「最初来たときは夜だった。海の向こうには製鋼所の高炉の煙突から
炎が真っ赤に浮かんでいて、「なんじゃここは!」と思った」と、第一印象を
振り返るのは名村造船所跡地を管理する「アートコンプレックス」CEO
小原啓氏。気さくなナイスミドルアスファルトの地面、平たく細か
くゆらゆらと光る、闇の中に鉄骨の躯体だけがぼんやりと浮かび上が
化した空間に大きな衝撃を受けた。小原氏から聞く第一印象は、
我々のそれらと重なった。
廃
する。
だ。しかし生きている。ここでは、やさしい流行りは一
似合わない。だから先鋭的で、訪れた者のイマジネーショ
ンを必ず駆り立てる。 「君たちにアーティスティックな心が
あるから感じるものがあるんだ」。もしそんなものが自分にあるとして
見た、そこは、まさしく何かを感じずにはいられない空間だった。いつも
の要領でファインダーを覗く。その瞬間、背筋に電撃が走り思わずシャッ
ターを切った。安物のデジタルだったが、その場で写り上がりを見て「こ
んなロケーションが大阪にあるとは」と驚いた。大阪の卵を写し取った
ような気さえする。ここはいまアートのためのスペースだという。
岸に大きく海を入れ込んだドック本、大型スタジアムを超えると
いう4万2千㎡の敷地を持つ大阪市住之江区の「名村造船所跡地」(クリ
エイティブセンター大阪)。広大だが、全く遊びのない空間。
敷地に入った瞬間、取材に来たはずの自分は、の世界に身を置くよ
うな、最後の生き残りになったような、海を挟んだ対岸に広がる工場群
遠くに見ると、とにかく過去に重い約束をした地に降り立った気さえ
「最初来たときは夜だった。海の向こうには製鋼所の高炉の煙突から
炎が真っ赤に浮かんでいて、「なんじゃここは!」と思った」と、第一印象を
振り返るのは名村造船所跡地を管理する「アートコンプレックス」CEO
小原啓氏。気さくなナイスミドルアスファルトの地面、平たく細か
くゆらゆらと光る、闇の中に鉄骨の躯体だけがぼんやりと浮かび上が
化した空間に大きな衝撃を受けた。小原氏から聞く第一印象は、
我々のそれらと重なった。
Studio Por
[በ
O
ARTCOMPLEX
ARTCOMPLE
U+1
Studio Pr
事務所や劇場 「ブラックチェンバー」などに内装が改造されたメイン株
の4階には旧造船所のドラフティングルームがそのままとなっている。広
大な船舶の平面図などを実寸で書き起こしていた場所で、今もフロアに
はその線や点、砂線などが残っている。
「切のない約20m×約50m のらん堂、大阪にいて建築の空間に息を
飲むという経験はまずないが、扉が開いた瞬間はるか先の一点へ蛍光灯や
が収束していく光列を見て、まさにそうなった。 小原氏はいたずらば
「く「ね、すごいでしょ」とこちらの顔を見る。思わず「ここで写真をと
にする。当初の予定では跡地をバックにと考えていたが、撮らずには
いられなかった。あとは冒頭のとおりだ。
大阪には大正時代末期、「東洋のマンチェスター」と呼ばれるほどの
盛を極めていた時期がある。 大阪市西部を流れる木津川沿いは、その
関口として大正時代から戦後、高度成長期にかけて西日本有数の造船地
帯として栄えた。しかし時代が進むにつれ要の低下、韓国メーカ
ーの台頭などで1980年代から造船所は次々と撤退。名村造船所も例
にもれず8年閉鎖、土地の返還を余儀なくされた。
小原氏は2004年春、十地を管理する千島土地株式会社の誘いを受
初めてこの地に訪れる。前述のような異世界空間を体感するなり、見
るなり「おもろい、おもろい!絶対おもろい」。大阪の興亡の一端を「冷凍
保存」したこの一帯にプロデューサーとしての血を沸騰させる何かがあっ
その年の秋には千鳥土地社長に頼み込んでいきなりアートイベントを
開催してしまった。それが「NAMURA ART MEETING 04-34」。20
84年までの30年間を芸術のひと連なりととらえる大胆に未来志向な
イベントを打った。小原氏は大阪市旭区の市立芸術創造館の館長も務め、
京都や大阪など数々の近代建築などをリノベーションして芸術活動拠点
を作り出してきた。アートを通した街づくりに手慣れた言わばアー
再生のプロ大イベントで千島土地を自分の土俵に上がらせた。
「これは問いかけやったんすわ。こんなに素晴らしい、可能性にあふれ
場所が大阪に残ってる。みんな一度見に来て、ここを活用していこうじ、
しゃないか、というね」。著名人らによるシンポジウムや有名アーティストら
によるクラブイベントを36時間ぶっ続けで繰り広げた。結果、約400人
が来場、その後数百人のアート関係者が場を絶賛した。堅一路だった土、
会社の目の色も変わり、名村造船所跡地を常設のアートスペース化す、
クリエイティブセンター大阪として立ち上げることとなった。
敷地内にはライブハウスに改造した棟 スタジオパルティッタもある。
いまでは毎週末音楽やパフォーマンス、インスタレーションアートの
マインスタレーションアートのイベン
トが開かれ、夢への挑戦者たちがその表現を具現化させている。平日には
映画やドラマのロケ、芝居の稽古に使われる。
「デザイン力や人材の豊富さで言うと確かに東京にはかなわない。
かし、これから何かをしてやろうというやつらの夢は応援したい」と小原
自身の描く構想もとめどなく出てきて、まだまだこの舞台を使った
展開に飽き足る様子はなさそうだ。
夢で飯が食えるかそんなことを言うやつの面を平手打ちするよう
な世界がここには詰め込まれている。取材の帰り道、記者の心の頃は
しくはれ上がっていた気がする。いたた。

2009.09.11

『巨大アヒル「ラバーダック」』朝日新聞/2009年9月11日朝刊

大阪市の家船着き場
(中央区) に巨大アヒル 「ラバ
ーダック」 が浮かんでいる=写
ンダの若手作家が設計した。
アヒルは開幕初日の8月22
日、縫製のトラブルでパンク。
真、筋野健太撮影。開催中のガ 今月5日に「元気」な姿で帰っ
「水都大阪2009」 に出展されたオ
ブジェで高さと幅は9.5、長
メガダック
てきた。 企画したプロデューサ
ひい
小原啓さん (49) は 「大阪は
さ11。 水をはじくテント用生 ツ 景気の悪い話が多いが、これか
地を縫い合わせ、 膨らませた。
明治時代に淀川改修に尽力した
オランダ人技師にちなみ、 オラ
ら再浮上して夢膨らむ街になっ
「てくれたら」と話す。 アヒルは
27日まで浮かんでいる。

2009.09.10

『フローティング・ダック』読売新聞/2009年9月10日夕刊

みなと
▽…大阪市内
の水辺を会場に
開催中の「水都
大阪2009」
で、巨大なアヒルのオブ
ジェ「フローティング・
「ダック」が、京阪電鉄天
満橋駅近くの八軒家浜に
登場した=写真=。
大川
に浮かぶア
高
950、長
さ。明
治時代、淀
川の改修を
手がけたオ
ランダ人技
術者ヨハニ
ス・デ・レ
イケにちな
んで、同国
の芸術家F
・ホフマン
氏に制作を
依頼した。
▽・・・イベ
ント初日の
先月2日、縫製がほころ
んでしぼむトラブルが
あったが、補修が間に
合った。企画したプロ
デューサーの小原啓渡
さん(44)は「驚きだ
けではなく、癒やしも
感じて」とホッとした
様子。

2009.08.25

「200DOORS」/地域創造レター9月号

インターナショナルワークショップフェスティバル「200DOORS」が掲載されました。
Japan Foundation for
地域創造レター
Regional Art-Activities
News Letter to Arts Crew
【ゼニス・ブルー (Zenith Blue)】 真上を見上げたときの空の色
●目次 / contents
今月のニュース
9月号 No.173
2009.8.25
(毎月1回25日発行)
プラネタリウムをイメージするとわかりやすいが、星などの天体の方向
を表すために用いられる、地球を中心とした仮想の球体を天球と呼
ぶ。 観測者の真上、 あなたが天を見上げた時に天球の交わる点を天
頭といい、その天頂の空のような少し紫がかった空色のこと。 日本の
伝統色では藍染めの濃淡で付けられた色名が多いが、英語ではスカ
イ・ブルー、 ホライズンブルー、セレストなど空の色に見立てた色名
が多い。 これも文化の違いだろうか。
地域創造フェスティバル報告
ステージラボ アートミュージアムラボ富山・高岡セッション報告
財団からのお知らせ..
6
発行元︰財団法人地域創造
〒107-0052 東京都港区赤坂6-1-20
国際新赤坂ビル西館8F
Tel. 03-5573-4078 Fax. 03-5573-4060
URL: http://www.jafra.or.jp/
平成21年度 「リージョナルシアター事業」 報告/平成22年度「リージョナ
ルシアター事業」 参加団体募集/ 平成21年度「公共ホール現代ダンス活
「性化事業」 スタート/平成21年度「公共ホール音楽活性化事業」 開催地
のご案内
今月の情報
地域通信
今月のレポート
12
大阪市 インターナショナル・ワークショップ・フェスティバル2009
「200 DOORS」今月のレポート
財団の支援事業や地域の創造活動に参考になる催しを取り上げて
レポートします
大阪市
インターナショナル・ワー
クショップ・フェスティバ
JL 2009
「200 DOORS」
上杉山朋子さんがコーディネートしたワー
クショップのひとつ「色んな楽器に触ってみ
よう!」 (講師:生音・野外演奏の会)
© 「200 DOORS」 IWF 実行委員会事務局
下: 劇団ニットキャップシアターを率いるご
まのはえによる演劇ワークショップ 「ちょっ
とした二人芝居」
Photo: Rika Yamashital
●インターナショナル・ワークショップ・フ
ェスティバル2009 「200 DOORS」
[主催] IWF実行委員会
[企画制作] LLPアートサポート
[会期] 7月24日~8月10日、17日~22日
[会場] 大阪市立芸術創造館、 芝川ビル、
大阪市中央公会堂、 ダイビル、ロボビル、
大阪府立中之島図書館、 扇町インキュベ
ーションプラザ (メビック扇町)、 旭区民セ
ンター ほか
今夏、 200種類以上のワークショップが体験
できるインターナショナルワークショップフェ
スティバル2009 「200 DOORS」 (以下DOORS)
が、延べ24日間にわたり、 大阪の各所で開催さ
れた。 DOORSは大阪市立芸術創造館の指定
管理者であるLLPアートサポートが財団法人
大阪21世紀協会、 関西広域機構と実行委員会
を組んで2007年に立ち上げたもの。 芸術創造
館館長で初回からプロデューサーを務める小原
啓渡さんは、 「美術でも演劇でもワークショップ
(WS) はたくさん行われているが、 それぞれの
ジャンルの中だけに留まってしまう傾向が強い。
その枠を外すような状況をつくりたかった」と言
う。
WSをやりたい人を公募して場を提供し、 参
加者募集や広報などの制作を実行委員会が
行うという仕組みで、 どのWSも90分、 受講料
500円。 初年度は38だったものが、 昨年は100、
今年は200にまで急増。 会場はメインの芸術創
造館に加え、 大阪の近代建築の魅力を併せて
発信したいと中之島図書館、 大阪市中央公会
堂、 芝川ビル ダイビルなどに拡大。
パンフレットを開くと、アート、 映画、音楽、
身体表現といった芸術表現系のWSから、歴
史、文学、 経済、ファッション、美容、コミュニ
ケーショまでぎっしり。 人気小劇場演出家によ
WSもあれば、 大阪市長の平松邦夫さんによ
る「伝わる、伝える話し方」 講座、一般市民によ
る「ナンバ歩き」 や 「指編み」のプログラムもあ
る。 とにかく、何でもありなのだ。
参加者の中には、500円玉を握りしめて複数
のWSをはしごする人もいれば、 「 たまたま図書
館に本を返しにきたら、ポスターが掲示されて
いたので演劇のワークショップに参加してみた」
という50歳代の男性もいる。 ワンコイン90分と
いう気軽さが、 未知の世界にふれるきっかけに
なっているようだ。
「1000が目標」という小原さんが、少ない人手
と予算でそれを実現するために取り組んだの
がワークショップ・コーディネーター制度である。
準備段階で公募したコーディネーター希望者を
対象に2日間の講座を実施。 ここで事務局との
連絡、 事前準備、当日進行のノウハウを学んだ
人たちが、それぞれのネットワークで講師を招
聘したり、自身も講師になるなどして、現場を
運営しているのだ。 現在は、 80人ほどがコーディ
ネーター登録している。
今年、6つの講座をコーディネートした東大阪
市の杉山朋子さんは、 「普段は会社勤めをして
いるのですが、人の役に立つことがしたくて地
元のNPOでも活動している。 その縁でDOORS
を知り、 昨年は講師、 今年はNPOのメンバー
の講座のコーディネーターとして参加した。 私た
ちは知名度もないし、人が集まるかどうか不安
だったが、昨年も今年もたくさんの方に来てい
ただいてとても満足している」 と言う。
90分では短すぎるという声もあるが、 小原さ
んは、「ちょっと興味のあることを、 ちょっとだ
けやってみたいという人は多い。 そういう文化
教室より気軽な機会を提供するのがDOORS
で、より深めたければ文化教室に行くのもい
い。 講師の人たちには「ここを宣伝の場としてど
んどん活用してください』 と言っている。 つまり
DOORSは (ワークショップビジネスの) 見本市
でもある。 実際、 事務局には他のイベントから
講師の照会が来るようになり、その後の仕事に
繋がっている」 と言う。
ちなみに前述の杉山さんは、 昨年、漫才の台
本を書く講座に参加したことがきっかけで、そ
の講師の教室に通って台本を1本書き上げたと
いう。こうした講師同士の交流も始まっている。
「DOORSでは、 『大阪にこれだけオモロイ奴
らがいる」 ということも伝えたい。 200の講座が
できるということは、 200人の面白いヤツがいる
ということ。 文化はそんな多様な人たちが混じ
り合い、刺激し合うことによって発せられる熱
と匂いだと僕は思っています」と小原さん。
混沌とした大阪の文化そのものをワーク
ショップを通して見える形にしようと試みる
DOORS。 今後、 どのようなものを飲み込み、 成
長していくのか、期待を持って見守りたい。
(アートジャーナリスト・山下里加)
12 地域創造レター | No.173 2009.8.25

2009.08.21

『世界を癒して旅する巨大ラバーダック、大阪で日本初公開』STUDIO VOICE ONLINE NEWS09.08.21

STUDIO VOICE
TOP NEWS SPECIAL INTERVIEW FOCUS! BLOG COMMUNITY VOYAGE
ONLINE
NEWS
世界を癒して旅する巨大ラバーダック、 大阪で日本初公開
09.08.21 20:38 up | NEWS
8月22日(土)~9月27日 (日) 公共空間に巨大な造形物を作り
出すオランダの若手アーティスト、F・ホフマンの作品 「ラ
バーダック」 が、 大阪中之島付近及び名村造船所跡地の河川
上に展示される。
今回展示される 「ラバーダック」 は、 これまでフランス・ブラ
ジル・ベルギーなどで展示されて来たが、 日本国内での展示
はこれが初めて。
ほのぼのとした風情で「政治的意味合いで分割される国境など、 この世に存在しない」とい
うメッセージを放ち、 日本オランダ年のモニュメントとしてオランダと水の都大阪をつな
ぐ意味も果たしているそう。
世界の緊張を癒して回る高さ9.5m巨大なアヒルちゃんを目の当たりにして、世界平和に
想いを馳せよう。
アヒルプロジェクト 2009
1期:8月22日(土)~9月27日(日)
会場: 水都大阪2009八軒家浜会場
(地下鉄谷町線天満橋駅・京阪本線天満橋駅大川(八軒家浜船着場)方面出口すぐ )
2期: 10月3日(土)~10月4日(日)
会場: 名村造船跡地クリエイティブセンター大阪
地下鉄四つ橋線北加賀屋駅
4番出口より徒歩10分
関連リンク
クリエイティブセンター大阪
F・ホフマン

2009.07.23

『ワンコインで楽しめるワークショップ』savvy・2009年9月号

OSAKA 7/24 (金) ~ 8/22(土)
ワンコインで楽しめるワークショップ
1カ月で、200種類ものワークショップを実
スキャスター氏の話し方講座はじめ、文
人気プログラムかられているので、お急ぎ!
「インターナショナルワークショップフェスティバル200 DOORS]」
大阪市中央公会堂
11号出口から東へ徒歩
地下鉄駅から
大
東へ徒歩2分)ほか
ワークショップにより異なる
500円
090-8533-5714 http://www.xnetdoors/

2009.07.23

『ワークショップのるつぼへ。』大阪人2009年8月・vol.63

PICK UP
ワークショップのるつぼへ。
「インターナショナル・ワークショップ・
フェスティバル2009 [200 DOORS]」
500円の講座が200種類。
講師も参加者も運営者も市民。
日常の素朴な疑問から伝統芸能まで、
未知の自分を開く体験が待っている。
小原啓・
大阪市長
地域の人材にスポットを
地域にはオモロイ人がいっぱいいる!」
発見したのは、大阪市立芸術創造館が
ある旭区の地域資源を掘り起こす「お宝
発見隊」の審査委員をしたとき。 「インター
ナショナル・ワークショップフェスティバル」
(IWF) の企画の原点です。 大阪市内24
の情報を集めてみたら、いるわ、 いるわ、
人材のお宝が。 でも、小さなコミュニティの
中でしか知られていない。
2007年(平成19)に38講座でスタート、
昨年は100講座 今年はさらに倍増して
全200 講座になります。落語や浪曲などは
もちろん、外国人講師による「ハグの仕方」
など、 今年もユニークなワークショップが
盛りだくさんです。 平松邦夫大阪市長も、
元アナウンサーの経験を生かした話し方
講座の講師として参加します。
開催期間は約1カ月に延長。会場も中央
公会堂のほか、ダイビルなど、大阪が誇る
近代建築が新たに加わりました。 今後もカフェ
や図書館などでの開催を考えています。
もう講座の可能性
めざすは、イベントの脇役としてのワーク
ショップではなく、 「ワークショップの見本
市」。身体を伴う体験、 人と人が生身で
触れ合うコミュニケーションの場がワーク
ショップの醍醐味。 実際にIWFでの出会い
をきっかけに、定期開催されることになった
教室もあります。
講師は市民、コーディネーターも市民、
参加者も市民という「3方向からの市民
参加」を大切にしたい。 文化とは、さまざまな
要素が融合し、発酵し、熱を持ち、匂いを
放つものだと考えているので、「ノンジャンル」
でありたい。そして「性」。多少の浮沈
に一喜一憂せず、5年、10年かけてじっくり
と定着させていきたい。目標は1000講座。
日本中、世界中から大阪に人が集まるような
フェスティバルに育てたいですね。
私自身、できる限り多くの講座を受講して
います。 実行委員長だからではなく、単純に
面白くて仕方がないから。お目当ての講座
があって申し込む方も、もう1つ別の講座に
トライしてみてください。 全くの未知の分野、
およそ関心外のジャンルのものがいい。
昨年までのワークショップ。
インターナショナル・ワークショップ・
フェスティバル2009 [200 DOORS]
▽期間 期 7月24日(金)~8月10日(月)
8月17日(月)~22日(土)
▽会場 大阪市立芸術大阪市中央公
会堂、芝川ビル、大阪市立中之島図書館ロボビル、
dal studio、メビック 大阪市立区民センター
▽料金 講座500円 ※電話にて予約のうえ
1
ワークショップ当日に
定員
異なる
平均20名前後 講座によって
▽予約申し込み・問い合わせ MF実行委員会事務局
大阪市立芸術創造館内) (TEL.090-8533-5714)
https://www.artcomplex.net/doors/
自分の世界が格段に広がる可能性がある。
「恥ずかしい」という感覚
一歩踏み出せば
は簡単に吹っ切れます。講座は500円。
いくつもの扉を開いてみてください。

2009.07.22

『200種類に及ぶワークショップの大見本市、開催!・エンタメNavi!』ぴあ2009年7/30・No677

エンタメNavi!
EVENT&LEISURE
O
ハマればハシゴしたくなるほどのオモシロさ
200種類に及ぶワークショップ大見本市開催!
映画、音楽、演劇、アートに始ま
り、身体表現や伝統芸能、 ファッシ
ョン美容にコミュニケーション術な
…。 7月2日~8月10日(月)・17
1日1~2日の2日間、 大阪市中央
公会堂、 芝川ビル、 大阪府立中之島
図書館など、 大阪市内全8会場で2
00種類に及ぶワークショップに1
講座500円ポッキリで参加できる
という、日本最大のワークショップ
見本市が開催される。(要予約)
講師の顔ぶれも、「20世紀ノスタル
ジア」の原将人監督(8/20 「21世
紀万葉集映像短歌を鑑賞しよう!」)
やコンドルズ主宰・近藤良平 (8/17
「太陽! 近藤良平!炎のダン
スワークショップ」)などメジャーシ
ーンで活躍する人から、知る人ぞ知
その道のプロまでと幅広く、何と
平松邦夫大阪市長の前経験を生か
した講座も登場する(7/28 「伝わ
伝える話し方」)。
そんな中、 ぴあ編集部オススメ第
1位は、8/20に相区の芸術創造
館で行われる「ありふれた日常を
白くする、まさかの動き方!! ~朝起
きて家を出るまで編」だ(写真下。ア
クロバットな目覚め方という一例)。
「目覚める、服を着る、朝ごはんを作
る、玄関のドア開けるなど、無意識
のうちに行っている日常の動作にひ
と工夫を加えることで、毎日が少し
面白くなると思うんです。 自分はど
うしたらいいのか分からない方は、
ワークショップ中に話しながら見つ
けましょう!」と講師の尚さん。
そのほか、落語の看板などで使われ
寄席文字の書き方講座や、往年の宴
会芸「どじょうすくい」でおなじみの
安木節など、さすがは200種
類!と納得の多彩な講座が用意され
ている。その内容が一目瞭然のパン
フレットが、開催会場 ARTCOMPL-
EX1928 (京都) AI・HALL(伊丹)、京都
芸術センター、神戸アートビレッジセ
ンター、シアトリカル應典院(大阪・
上町)、他で配布されているので、そち
らも入手して、ぜひ参加してみて!
「200DOORS 2009」
7月24日 8月10日(月)・17日(月)~22日(土)
(写真上)がいした。
大阪市中央公会堂、 芝川ビル、 大阪府立中之島図書館、ロボビル、
dai studio. メビック町、大阪市立芸術創造館 大阪市旭区民セン
ター
参加費500円(材料費等実費)
WF実行委員会 0908533) 5714 (受付時間10時~18時)
https://www.artcomplex.netdoors[index.php参照。

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