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2011.06.20
【300 DOORS】『大阪市交通局×DOORS コラボレーション企画』鉄道ホビダス/2011年6月20日掲載

「300 DOORS」が、鉄道ホビダスに掲載されました。
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2011.06.20
『300 DOORS 大阪市内でワンコインワークショップ300講座』YAHOO!ニュース/2011年6月20日掲載

「300 DOORS」が、YAHOO!ニュースに掲載されました。
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2011.06.20
『300 DOORS 大阪市内でワンコインワークショップ300講座 』・梅田経済新聞/2011年6月20日掲載

「300 DOORS」が、梅田経済新聞に掲載されました。
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2011.06.06
「300 DOORS(ドアーズ)」参加受付スタート・ Walkerplus/2011年6月6日掲載

「300 DOORS(ドアーズ)」が、Walkerplusに掲載されました。
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2011.05.18
『ソーシャルネットワーク大阪 始動』・梅田経済新聞/2011年5月18日掲載

「SNO」が、梅田経済新聞に掲載されました。
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2011.03.08
ギア・『大阪から世界へ!最高の超絶パフォーマンスを』関西ウォーカー2011 No.5/2011年3月8日発行

















![20110323-MX-2600FN_20110323_220244_001.jpg ひと・まち・地域
造船所跡地で
大阪事務所/森脇 宏
花開くポップカルチャー
宏 1
大阪港の木津川筋は、 大阪の工業を支えてきた地
域ですが、その中心であった造船所は高度経済成長
期に相次いで撤退してしまい、ほとんど残っていま
せん。 その造船所跡地で、一見、 無関係そうなポッ
プカルチャーとして、 ノンバーバルパフォーマンス
(非言語の舞台劇) が花開こうとしています。 会場
名村造船所跡地は、 近代化産業遺産 (経済産業省
の指定) でもあり、しかも、その演目は、工場とは
切っても切れない 「ギア (歯車)」 となっています。
この 「ギア」の概要や、今後の見通しなどについて
簡単にご紹介いたします。
ギアの概要
ギアのキャストは、 関西在住のプレイクダンス、
パントマイム、バトントワラーの世界チャンピオン
が揃い、 関西の人材を大いに活用しています。 主催
は、私も理事を務めていますNPO法人ライブエン
ターテイメント推進協議会です。 ストーリーは複雑
ではなく、ロボットたちが働く工場に台風が近づき、
不思議な出来事が起きていきます。
現在ギアは、 4回目のトライアウト公演を行って
います (2月10日~3月22日)。 トライアウト公
演とは、グランドオープンに先駆けて行う制作過程
上の試験的な公演のことで、 料金も若干安くなって
います (今回は約1時間で3500円 [当日券])。 ギ
アの場合は、 前述のようなストーリーが大まかに決
まっているだけで、あとは公演後、観客の声 (アン
ケート) を踏まえ、 改良を重ねることで完成度を高
めてきています。
第1回のトライアウト公演は2010年1月に大阪
のミナミ、第2回は2010年12月に名村造船所跡地、
第3回は2011年1月にハウステンボス (長崎県)
で行い、 今回の第4回トライアウト公演を迎えてい
ます。 ちなみに、第3回は、 ハウステンボスからの
要請に応えた遠征公演でした。 こうしたトライアウ
ト公演を重ねるたびに、格段にステップアップして
きています。
名村造船所跡地での新産業育成
前述のように、 大阪港の木津川筋は、 大阪の工業
を支えてきた地域であり、 特に造船ブームに沸いた
大正時代の最盛期には32社の造船所が群立したと
言われています。また、 大正末期には、川尻に木津
川飛行場が開港され、いわば大阪産業の最先端地域
でもありました。 その後、 高度経済成長期に、 船舶
の大型化が進み、 河川沿いの造船所では大型化への
対応に限界があるため、 移転、 縮小 廃業する造船
所が相次ぎ、 名村造船所も佐賀県へ移転し、その跡
地の有効な利用方法が模索されていました。
こうして一時は忘れられたような存在であった
名村造船所跡地でしたが、2004年のイベント"ナ
ムラアートミーティング” が成功したことで弾みが
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ギア (出典: NPO法人ライブエンターテイメント推進協議会)
2
ARPAK News Letter: 2011/3
名村造船所跡地 (出典: クリエイティブビレッジ構想HP)](https://www.artcomplex.net/media/1/20110323-MX-2600FN_20110323_220244_001.jpg)
![20110323-MX-2600FN_20110323_220423_001.jpg ひと・まち・地域
ギア (出典: NPO法人ライブエンターテイメント推進協議会)
つきました。 2005年に常設のイベントスペースと
してオープンし、徐々に利用も増えています (この
辺の詳細は、 アルパックニュースレター 159号 「水
辺のアート発信地 “クリエイティブセンター大阪”」
で紹介しています)。
今回のように大阪の工業を支えた跡地(しかも近
代化産業遺産) で、 文化芸術産業という新産業を育
成していくことは、 産業政策としても興味深い取り
組みだと思います。
今後の取り組み
今回の取り組みは、 "ポップカルチャーのメッカ・
関西” を目指した取り組みの一環としても位置づ
けられています (取り組み全体は、クールジャパ
ンをブランドにアジア人観光客の国内消費力を取
り込み、 関西に新たな文化芸術産業の育成と発信の
拠点を形成していくことを展望しており、 アルバッ
クニュースレター 164号 「水辺の文化芸術産業拠点
"Kansai Creative Factory"」で紹介しています)。
したがって、 名村造船所跡地でギアに続く、第2
第3のギアの誕生が望まれますし、いずれ大阪市内
の他の場所をはじめ、 京都にも神戸にも、こうした
拠点が形成されることが期待されますが、 まずは当
面のギアの成功が重要です。 2010年12月の第2回
トライアウト公演以降、 関西のテレビや新聞にも何
度か取り上げてもらえるようになりましたが、さら
に関西全体に広く認知され、広く支援を受けていく
ため、今後、様々なチャレンジを積み重ねていきた
いと思います。
具体的には、3月22日までトライアウト公演を
続けますが、 その後しばらく公演そのものは休み、
その間に、シナリオの改良、 舞台設備の増強などの
抜本的なバージョンアップを行う予定です。 「ギア」
という演目との関係から、 大阪の製造業とのコラボ
レーションも検討しています。 また、こうしたバー
ジョンアップの後、 内外の旅行会社を招待するトラ
イアウト公演等を積み重ね、 今後の誘客の布石を打
ちたいと思っています。
過去、数多くの独自文化を生んできた大阪の伝統
を継承することは、これまでの伝統文化を守ると同
時に、新たな文化を育て発信していくことも含まれ
ると思って 「ギア」 に関わっています。 ぜひ、一度
お越しいただいてご鑑賞ください。 そして、 今後の
展開を応援してください。
無言劇、無国籍性が魅力
■大阪発「ギア」韓国発「ナンタ」の公演
外国人客誘致に期待
「ブルーマン」7都市に劇場
パフォーマンス
もしばしばあるくらい
ギアの紹介記事 (2011.1.11 日本経済新聞 [夕刊])
ARPAK News Letter: 2011/3
3](https://www.artcomplex.net/media/1/20110323-MX-2600FN_20110323_220423_001.jpg)




