小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2008.08.23

奇跡

「き」、「奇跡」で。

「奇跡」とは、「人間の力や自然現象を超えた、科学的に証明することができない現象」を言うのだと思いますが、科学の最先端が日々急速に進んでいることを考えると、今「奇跡」と思えることも100年後には「常識」になっているかもしれません。

まだ「日蝕」が科学的に説明できない頃、いち早くその法則を解明した人物が、「私が太陽を消して見せよう」と宣言し、その予言通りの「日蝕」を見た民衆は、それを「奇跡」と呼んだという話があります。

「奇跡」という言葉には宗教的なニュアンスが含まれることもあるので一概には言えませんが、科学偏重の考えが進めば進むほど、徐々に消えていく言葉なのかもしれません。

ただ、この世には科学で説明できない事象がまだ無数に存在するという事実も、認識しておく必要があると思います。

ひょっとすると近い将来、「奇跡を信じる心が奇跡を生む」というような理論が、科学的に証明される日が来るかもしれません・・・。

小原啓渡

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