小原啓渡執筆集「諸行無常日記」
2008.06.22
真面目
「ま」、「真面目」で。
「真面目」というのは、他人からの視点と自分からの視点によって違うような気がします。
「あの人って、真面目だよね」という場合、概して「模範的な人」というニュアンスになると思うのですが、往々にして「優等生」というのは僕にしてみると「うさんくさい」。
常識や人の目を必要以上に気にしている傾向がある分、内面的にストレスをため込んでいる場合も多いような気がします。
僕が思う「真面目な人」というのは、「自分の思いや価値観に対して真剣で、自分に誠実であろうと努めている人」ですね。
そういう人って、他人からすると「我がまま」だったり、まさに「不真面目」に見えたりする場合も多い。
ただ、自分の思いや価値観が愛に基づいたものであれば、両方の視点から見て「真面目」なわけで、これって理想的ですね。
ところで余談ですが、時々僕の文章の中に出てくる「愛」については、まだちゃんと書いていませんが(というより定義し切れないのですが・・)、
ひょっとするとこのブログ全体のテーマ自体が「愛」なのかもしれないなと、ふと思ったりしました・・・・。
小原啓渡