小原啓渡執筆集「諸行無常日記」
2008.04.23
ダサい
「た」、今三周目ですが、今回は形容詞もありということにしているので、
行ってみたいと思います。「ダサい」で。
「ダサい」の語源は、「田舎」から(いなか、をタシャと呼んで)、
「タシャい」→「ダサい」となったというのが有力らしいですが、
根っからの田舎者で、田舎擁護派の僕としては
「ちょっと待ってよ!」と言いたいところです。
実際、田舎者だから「ダサい」というのは、納得できないですね。
そこで、新しい語源を自分で創ることにしました。
「ダメ!浅い!」というのが新説です。
(何度か続けて言ってみると、なるほどと思いますよ)
つまり小原説では、何事も「浅い」のが「ダサい」のだという考え方です。
例えば、ファッションなどに関して言うなら、
自分のスタイルというか主張がなく、ただ流行を追っているだけの人って、例え高級ブランドを着ていても、僕は浅い、つまり「ダサい」と思いますし、
言動においても、自分の考え方や価値観をしっかり持っていない「浅い」人が「ダサい」と思うわけです。
何だか、「田舎者」=「ダサい」に反発して、無理やりこじつけているような気もしますが、
実際のところ、僕が思う「ダサさ」って「浅さ」です。
まあ、語源なんてどうでもいいと言えばそうなんですが、
ひょっとして、何十年かたって、これが語源の定説になっていたりしたら、それはそれで面白いですね。
(な、訳ないですが・・・・)
小原啓渡