小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2008.02.11

混沌

「こ」、「混沌」に関して少しだけ。

「混沌」は英語で「カオス」、ギリシャ語にルーツがあるそうです。(おそらく、ギリシャ神話に関係するのだと思いますが・・)

「混沌」は、「混乱」を想起させる要素もあるので、一般的には微妙だと思いますが、僕にとっては、活動のコンセプトとして掲げている「コンプレックス(複合)」のベースにもなっている重要な概念です。

つまり、新たなる「複合」を創造し、その滋養となる「場」

そんな「場」を具現化したいとオープンしたのが「C.C.O(クリエイティブセンター大阪)」だと言えますし、さらに、ソフト的「磁場」として「アートコンプレックスグループ」全体が機能すれば理想だなと思っています。

僕にとって「カオス」は、「無限の可能性を秘めたもの」としても魅力的ですが、これを何かに例えるなら、まさに、

「泥」ですね。

様々な鉱物、植物、微生物、水、空気・・・の混在。
生物が生き、死して腐敗し、新しい命の糧となる循環の「場」

そういった意味において「泥」は「カオス」を象徴しているように思います。

そして、その泥に根を張って咲く蓮の花に、多くの人が「力強さ」と「清廉さ」を感じ取るのも、ごく自然なことだと思います。

いつの日か、モネの「睡蓮」のような情景を、C.C.Oで見てみたい・・・

僕のひそかな願いです。

小原啓渡

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