小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2008.01.24

余韻

や行の「え」は、「い」同様、重複と見なして、
今回は「よ」、「余韻」で。

「余韻」って好きですね。

基本的には、音に関しての言葉だと思いますが、もっと広く「振動」や「波動」といったもの、あるいは、感情面での表現にも使います。

「余韻」は、鐘の音が空間に消えていくように、
水滴が波紋を広げ、水面に溶けていくように、
「見えない世界」、「聞こえない世界」に流れていきます。

「動」から「静」へ
「有」から「無」へ

知覚できる世界から、知覚できない世界への移行。
この領域に存在するのが「余韻」だと思います。

そう考えると、「余韻」は未知の世界へ私たちを導いてくれるマスターなのかもしれませんね。

余韻をもって、今日はここまで・・・・・・

小原啓渡

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