小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2008.01.15

変身

「へ」ですね、「変身」について。

変身といえば、すぐにカフカの小説が思い浮かびます。
さすがに毒虫に変身したいとは思いませんが、やはり僕にもちょっとした「変身願望」はありますね。

じゃ、具体的に何に変身したいかとなると、はたと考え込んでしまいます。

変身といっても、自由に元の自分に戻れるのかどうかにも依りますよね。
「一日駅長」のように、「一日○○」なら、一応経験として、何にでもなってみたい気はしますが、変身したが最後、ずっとそのままなら、嫌なものはたくさんある。

たとえ「スーパーマン」になれたとしても、ずっとそのままじゃ、色んな場面で呼び出されて忙しくってたまらないだろうし、「バットマン」なんて人から見ればただのコスプレですよ。

そう考えだすと、「変幻自在」ていうのがやはり理想かなぁ。

でも、カフカが扱ってるところの、実存主義におけるアイデンティティーの問題なんてのはどうなってしまうのでしょう?
たった一人の自分だけでも持て余しているのに、多重人格となると僕には耐えられそうにない。

それでも、MUST、何かに変身しなければならないとするなら、何になりたいだろう。

あえていうなら、う?、「宇宙」、かな。

でも・・不満だらけで嫌なんだけど・・・やっぱ「自分」でいいか!って感じです。

小原啓渡

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