小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2007.05.18

子供

「こ」ですね。
「こ」はらの「こ」どもでもいいし、「こ」はらは「こ」ども、でもいいですね。

小原の子供は、大学一年の息子が一人と、中三の娘の二人です。
息子は今年、卓球の愛ちゃんと同じ大学、同じ学科に入学しました。
愛ちゃんと同じクラスになったようで、早速知り合いになって、送ってきたツーショット写真を見ると、テレビで見る厳しい表情とは打って変わって、とても優しそうです。

実は娘も「愛ちゃん」で、娘の方は「愛美」と言います。
うちの愛ちゃんもとても面白い子で、僕の誕生日のお祝いに「お手伝い券」なら普通ですが、「ダイナマイトセクシー券(20分)」というのをくれたりします。

時間が入っているのが怖くて、まだ使っていません。

僕は子供達から「チチコ」と呼ばれています。ずっとそうです。
この由来は定かではありませんが、「父子学級」というのをやっていた時期があって、これはただ、その時に僕が読んでいる本を(途中からでも)約30分ほど二人の前で読んで、その内容に関して話す、というだけのものですが、何せ、娘が幼稚園に入る前とかだと、全く内容等分かるはずもなく、彼らはずいぶんと退屈だったろうと思います。

ずっと前から、娘の友達や奥さんも「チチコ」と呼ぶので、自分では全く違和感がないのですが、他人が聞くと「???」となるようです。

実際のところ、一般的な父親とはかなり違っているようで、つまりは父親らしくないので、子供達も僕の事を「大人になり損ねた子供」だとでも思っているのでしょうか。

小原啓渡

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