小原啓渡執筆集「諸行無常日記」
2008.12.23
日記
「に」、「日記」で。
今年の1月1日から海外出張中以外は、ほぼ毎日このブログを書いてきました。
いわゆる「日記」の形式ですが、日々の出来事や感想を書いてきたわけではないので、純粋に「日記」と言えるのかどうかは微妙です。
「あ」から「ん」まで、現在8周目ですから各8つ、約350編ほどの短い「エッセイ」を書いてきたというのが正確かもしれません。
頭文字と言えど、なかなか言葉が思い浮かばず、強引に書く場合も出てきました。(例えば「ぬ」とか)
考えてみると、このように日記を書いたのは、大学を中退してインドに渡り、旅をしていた時以来です。(25年以上前)
自筆で書いて、1年以上持ち歩いていたこともありますが、今残っているその日記帳はかなりボロボロです。
その日記帳を見るだけで、ずいぶん昔に書かれたものだろうことは、誰にでも容易に推測できるわけです。
しかし、今回はパソコンで書き、ネットにあげているので、この後、何年経っても、目に見える風化はないでしょう。
写真や映像などもそうですが、データ化されたものは、過去のものなのか現在のものか、見た目ではわからないということになってくるのでしょうね。
ある意味で、ちょっとコワい気もします。
小原啓渡