小原啓渡執筆集「諸行無常日記」
2008.06.11
扉
「と」、「扉」で。
「ドアーズ」という企画を昨年立ち上げました。
「ドアーズ」とは、「インターナショナル・ワークショップ・フェスティバル」の呼称で、昨年は38のワークショップを集めて「38DOORS」、今年(8月1日?10日)はその数が100に増えたので、「100DOORS」として開催します。
「ワークショップ」というのは、簡単にいうと、
「参加体験型のグループによる学習や創造の場」ということですね。
「ドアーズ」は、「体験」することの意義を見直し、ライブなコミュニケーションができる場を提供したいと願う有志の思いから始まったフェスティバルです。
ワークショップの内容はノンジャンルで、現代アートから古典芸能、ライフスタイルや趣味、教養に至るまで多岐に渡っています。
各ワークショップはすべて1時間半、参加料も1コイン(500円)に設定して、誰もが気軽に、興味と好奇心だけでも「扉」を開いてもらえるように考えました。
昨年は僕も実際に多くのワークショップに参加し、みなさんと一緒に色々な体験をしましたが、本当に楽しく、新しい発見もたくさんありました。
「文化とは、多様なものの集合体であり、人が創るものだ」というコンセプトをベースにして、将来的にはもっと数を増やし、目標は「1000DOORS」、開催期間も1か月にしたいとスタッフ一同、頑張っています。
是非皆さんも、興味ある「扉」をいくつか開いてみてください!
その「扉」の先に、きっと「心の豊かさに通じる何か」があると確信しています。
小原啓渡