小原啓渡執筆集「諸行無常日記」

2008.03.30

喜び

帰ってきました。
「コンドルズ」ブラジルツアー、改めて彼らの底力と、この集団の素晴らしさを実感しました。
結成以来10年を過ぎ、みんな「おっさん」になりました。
でも、純粋な子供心を持ち続けている本当に素敵なおっさん達です。
僕はメンバーの一人一人、コンドルズという稀有な集団に心底惚れこんでいます。

ところで、ブログにも復帰です。
毎日書くことは難しいかもしれませんが、続けます。

今回は「よ」、「喜び」でいきましょう。

人って、何を「喜び」と感じるかによって、価値観や人間性が変わってくると思います。
基本的には、生きること自体が「喜び」であるはずだと思いますが、
「ラッキー!」ていう軽いものから、涙が出るほどのものまでいろいろ。

今回のツアーで、コンドルズが毎回数百人という観客を歓喜の坩堝に引き込んでいくのを目の当たりにするにつけ、
公演後の彼らのはじけるような笑顔を見るにつけ、
「エンジョイする」という言葉に関して考えました。

「enjoy」は「en?joy」
「楽しむ(en?joy)」とは、「喜び(joy)」を与えることなんですね。

彼らが、不特定多数の人たちに楽しみを与え、喜びを与えることで、自分達が楽しみ、喜びを感じているのを確信しました。

いろんな喜びがあるかと思いますが、

「人を喜ばせることが自分の喜びである」

僕は、そんな思いを持って生きている人を尊敬するし、自分もそうありたいと思っています。

小原啓渡

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