小原啓渡よりご挨拶

アートコンプレックスは、「アートを切り口に、新しい価値を創造する」ことを理念としています。

急激に進化を続けるAI(人工知能)は、記憶や分析などデータ処理のスピードや正確さにおいて、
すでに人間を凌駕し、社会全体に大きな変革をもたらしています。

そんな中、今後、人間が担うべき役割はどう変化していくのでしょうか?

その答えは、感性や感情といった数式では表しきれない、抽象的な対象へのアプローチとしての「アート」にあり、
人間だけが持つ「創造力」をベースにした「ビジョン」の中にこそ見いだす事が出来るのだと私たちは考えます。

アートコンプレックスは、常に本質を追求する姿勢を忘れず、この世界に一つでも多くの感動と喜びを生み出すために、
更なる挑戦と進化を続けて参ります。

ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

アートコンプレックスグループ代表 小原啓渡

PROFILE

小原こはら 啓渡けいと

兵庫県出身。
1999年、近代建築をリノベートした劇場「アートコンプレックス1928」を立ち上げ、プロデューサーに就任。文化施設運営の他、文化支援ファンドの設立や造船所跡地をアートの拠点「クリエイティブセンター大阪」に再生するなど、「アートを切り口に、新しい価値観を社会に提案する」ことをテーマとした、文化芸術環境の整備に関わる活動を続ける。

アートコンプレックスグループ 統括プロデューサー
著書:「クリエーター50人が語る創造の原点」(論創社)

小原啓渡 執筆集 more...

経歴

学生時代

1978年 兵庫県立龍野高校卒業
1980年 同志社大学法学部政治学科入学
1982年 同志社大学法学部政治学科中退
 

1980・90年-

1984年~ 舞台照明技術者として様々な舞台に関わる
1992年 - 1998年 日仏共同プロジェクト「MATOMA」テクニカルディレクターに就任、海外で経験を積む
1995年 フリーペーパー「パフォーミングアーツネットワーク通信」発刊、編集長に就任
1998年 「リッジクリエイティブ株式会社」設立、代表取締役に就任
1999年 ・京都にて旧毎日新聞社ビルを改修し「アートコンプレックス1928」オープン、劇場プロデューサーに就任
・「有限会社1928」設立
 

2000年-

2000年 フィリップ・ドゥクフレ「インプロビゼーションNight」プロデュース
2001年 フランス外務省より文化視察員に就任、フランス国内の文化施設視察
2002年 ・「電視游戲科学舘」ロングラン公演プロデュース
・フランスより、ヌーボーシルクカンパニー「シルクバロック」招聘
2003年 ・「アーティスト・イン・レジデンス京都」の運営開始
・有限会社KSGBWP設立、代表取締役に就任
・ヌーボーシルクカンパニー「アポストロフィ」をフランスより招聘、日本ツアープロデュース
・証券会社とコンテンツファンドを創設、キュピキュピ「キャバロティカ」開催(配当12%)
2004年 ・コンテンツファンド第2弾「電視游戲科学舘」公演開催(配当8%)
・「株式会社アートコンプレックス」設立、代表取締役に就任
・京都「三条あかりけしき」プロデュース、プロジェクションマッピングを開始
・大阪・名村造船所跡地にて第一回「NAMURA ART MEETING」プロデュース
2005年 ・「クリエイター50人が語る創造の原点」出版
・大阪に森田恭通デザインのサロンバー「アートコンプレックス」オープン
・名村造船所跡地にアートスペース「ブラックチェンバー」オープン
・関西元気文化圏 ニューパワー賞受賞
・「有限責任事業組合アートサポート」設立、代表に就任
2006年 大阪市立芸術創造館の指定管理者として運営を開始、館長に就任
2007年 ・インターナショナルワークショップフェスティバル「ドアーズ」初開催
・クリエイティブセンター大阪にて「STUDIO PARTITA」リニューアルオープン
・名村造船所跡地を「クリエイティブセンター大阪(CCO)」とする
2008年 ・「アーティスト・イン・レジデンス大阪」オープン
・クリエイティブセンター大阪にて「BAKUTO OSAKA」開催
2009年 ・大阪府府民文化部参与に就任
・「NPO法人ライブエンターテインメント推進協議会」設立、理事長に就任
・「水都大阪2009」において、巨大アヒル「ラバーダック」ディレクション
 

2010年-

2010年 ・「オオサカ・パフォーマンス・フェスティバル」プロデュース
・ノンバーバルパフォーマンス『ギア』プロデュース、大阪にてトライアウト公演開催
・インディーズフェスティバル「バクトオオサカ2010」プロデュース
・大阪「光のルネサンス」において、「ビードット」「ラバーダック」ディレクション
・日本版TKTS「Todays Tickets」実証実験開始
2011年 ・長崎ハウステンボスにて「ギア-GEAR-」トライアウト公演開催
・京都マンガミュージアムにて「マチデコ」プロデュース
・京都岡崎「ときあかり」ディレクション
・オランダ「NDSM」との連携企画「TUIG」プロデュース
・日経トレンディー「ニッポンを元気にする20人」に選出される
2012年 ・知恩院・山門(国宝)のプロジェクションマッピングプロデュース
・京都にてノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」ロングラン公演開始
・大阪府特別参与に就任
・二条城・二の丸御殿(国宝)プロジェクションマッピングプロデュース
2013年 ・京都府文化ベンチャーコンペティションにおいて近畿経済産業局長賞、京都銀行賞ダブル受賞
・神戸大学(人間発達科学部)非常勤講師に就任
2015年 ノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」モスクワ公演(6ヶ月)開催
2016年 ・「大阪市立芸術創造館」芸術監督に就任
・「五色の輪舞」(原作)出版
・京都にて舞踏専用劇場「舞踏館」オープン、ロングラン公演開始
2017年 ・京都府文化観光大使に就任
・「ギア-GEAR-」ロングラン公演2000回を達成、千葉公演スタート
 
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