企画担当より

旗揚げ公演企画担当の窪木です。
今後個人的な思いなども含め制作記をあたって、ざざっと概要を書いておこうかと思います。
この劇団構想企画を担当するにあたって、劇団作業日というものを設定しています。
どういうことかというと、
これまで(フリーで活動していた頃ですが)は結局休みの日を利用して作品を作り、本番時にはまた休みを取る
又は本番時のみギャラを発生させて、本番を行うという形でした。
それが今回はなんと業務として月2回動けるという日を設定したのです。
もちろんその分の経費はかかるのですが、この方向に踏み切ったことが今のところよい結果を出しているように思います。
とにかく仕事なので成功させないと話にならない。
そのプレッシャーは自腹でやってた頃の比ではない。
結局自分に借金がかさむとかどう評価されるかということに対して、さほど重要に捕らえてなかったのだと思います。
この感覚はたぶん助成金とかでやる作品でも感じる事はなかったんじゃないかなと思います。

今僕は会場であるBLACKCHAMBERも含めたこの施設のディレクターとして動いているので、この企画の失敗が会社にとってどのくらいのダメージになるかということもわかるし、漠然と「会社」というイメージよりは、そこに属する仲間たちの生活にダイレクトに影響するのだということもこの2,3年で実感している。にもかかわらず「芝居を作りたい」という欲求は抑える事は出来なかった。かくなる上は成功させる他無い。そう思うと自腹の頃のなんと気楽だったことか。

というわけで本日はその劇団作業日でした。
ここからは作業報告です。

現在は参加者募集期間の真っ只中で、6/2までに規定人数以上の参加者が集まらなければ企画は中止になる。
これは、規定以下の人数で公演を行っても採算の取れるものにはならない可能性の大きさを考え自ら提出したリスク切りのポイントであり、また企画を成功に導くための作戦でもある。
現在応募はまだ規定に達していない。
一度問い合わせのあった方々にその後の心境などお伺いするメールを送ったり、その他告知サイト等に情報を送信した。
地域で通える範囲での劇団活動であれば第一の目的である「続く」ことが成立するのではないかという思いから、今回は新聞折込も実施している。この地域でどのくらいの反応が得れるのかというデータ取りも行うつもりで出したのだが、今のところ新聞折込を見た方からの応募は無い。
MIXI告知からの反応がやはり多く、次いで募集チラシの公演への挟み込み、知人から聞いた、というような具合。
応募者に対する面談も随時行っている。本日も1名。
基本的にどのような芝居がしたいか、役作りをどのように行っているか、将来どのように続けていくのかなどを聞きつつも話しやすさだったり質問から返答に至るまでの考え方等を見る。普通の面接だが、それに加えて作品作りのヒントになりそうなことも聞きだせるといいな、とも考えているので、面談を重ねるたびに作品が見えてきている感はある。ここは単にアテガキにならないように気をつけたいところです。

色々なタイプの人が手伝いからスタッフ・役者としての参加まで様々な形態でこの企画を盛り上げてくれている。なんとしても成功させないとと再確認した劇団作業日でした。