20101119

チェルフィッチュ 『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』

Category:ライブ
京都国際舞台芸術

KYOTO EXPERIMENT 2010
公式プログラム

チェルフィッチュ(横浜)
『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』

【日時】
11/19(Fri) 19:30★
11/20(Sat) 19:30
11/21(Sun) 19:30
11/22(Mon) 16:00
11/23(Tue) 18:00
※未就学児の入場はご遠慮下さい。
ポストトーク

★11/19(Fri) 21:00
ゲスト=塚原悠也(contact Gonzo)
※チェルフィッチュのポストトークは、ギャラリーPARKで行います。

【上演時間】
70min

【料金・チケット】
一般/前売 3,500円
一般/当日 4,000円
ユース・学生/前売・当日 3,000円
高校生以下/前売・当日 1,000円

チケット申し込み

【お問い合わせ】

KYOTO EXPERIMENT事務局(平日 11:00?20:00)
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター内
TEL: 075-213-5839 / FAX: 075-213-5849
E-mail: info@kyoto-ex.jp
【スタッフ】
作・演出:岡田利規/舞台監督・音響:大久保歩/照明:大平智己/制作:プリコグ

【出演】
山縣太一、安藤真理、伊東沙保、南波圭、武田力、横尾文恵

共同製作:HAU劇場/助成:公益財団法人セゾン文化財団/提携:ART COMPLEX 1928/協力:急な坂スタジオ/主催:KYOTO EXPERIMENT

【演出家コメント】

何か新しいことを始めるときや、そうしたことが始まるということを聞いたときは、心が躍るものですが、舞台芸術のフェスティバルが新しく京都で始まるという計画があるらしいと聞いたときに僕が感じたのは、通常よりもいささか激しいわくわくでした。どうしてそこまで心がときめいたのか。僕は京都という街をあまりにも色眼鏡で見すぎてるかもしれませんが。。。その栄えある第一回に参加できることになり、ほんとうに嬉しく思っています。京都に行くのはいつも楽しみなのです。公演で訪れるのは四年ぶりになるので、なおさら楽しみです。そしてチェルフィッチュの作品が、これからもたくさん、京都の観客に問いかけられたらいいのにとも思っています。

[書評] 岡田利規『わたしたちに許された特別な時間の終わり』新潮社 2007年2月24日

それは夢のような奇跡のような時間であり、「ザッツ青春」といえなくもない。だが、その5日間が2003年3月であるとすれば、話しは少し変わってくる。
(中略)それはベトナム戦争時のラブ&ピースのような、能動的な反戦行為とはいえないだろう。でも、彼らも世界と無縁ではいられないのだ。見慣れた渋谷の景色を、「彼女」が外国の街のように眺めるラストシーンがすごくいい。
斉藤美奈子(文芸評論家) 朝日新聞 2007・4・22

岸田戯曲賞受賞作を小説化した作品よりも、三十歳のフリーター夫婦の生き地獄を描いた「わたしの場所の複数」がいい。
(中略)とどまるも地獄、行くも地獄。プレカリアートと呼ばれる層のどん詰まりを描いて凄まじくリアルというだけでなく、視点の移動に独特のセンスを見せ、小説家としての高い将来性を感じさせる一編になっているのです。
豊崎由美(書評家・ライター) 「正直書評。」2008

形容詞を重ねる必要なしに、端的に、良質の(新しい)小説を読んだ、という愉快な思いをあじわっています。
(中略)私は三十歳ほどの、まさにいま現在に生きている日本人の女性の、これだけインテリジェントな内面というか、人格というか、そうしてものに触れうる小説を初めて読んだという気がする。
(中略)このようにして自由に想像力を飛ばし、過去の自分を現在の他の場所に立ち合わせたりもできる、
(中略)そのような時間・場所にもまた終わりがあることを、小説家は確実に表現しているとも思います。
大江健三郎(作家)群像 2008・5